ドキドキ生徒会室 -第一章-【stpr】

第32話 ページ35

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今日はいよいよ体育祭！

開会式が始まり、会長が主催者代表としてマイクの前に立った


るぅと「みなさんっ！今日この日の為に、沢山準備してきたと思います！その努力を今日全力で出し切り、楽しみましょうっ♡」


そう言って会長は、100点満点のアイドルスマイルをお見舞いする


ｷｬｧｧｰｰｰ//

か、かわいい…っ//


勿論、女子達からは黄色い歓声が上がり、私自身も可愛すぎて倒れそうだった

今日の会長は機嫌が良いみたいだからいつもに増して笑顔のキレが半端ない


よしっ！これで元気貰えた！

会長の為にも頑張るぞ〜！


初っ端から始まるオーソドックスな競技、50メートル走では、ころんくんが軽やかに一位を掻っ攫う。

いつもはダルいと言って体育をサボりがちな彼の走りが見れたという事で、女子からの黄色い歓声はより一層勢いを増していた


次に行われた1年生による大玉転がし

るぅりーぬがペアで転がすようだ


莉犬「よしっ、るぅちゃん！がんばろーね」

るぅと「はいっ、勿論です！」


そんなことを言っていたにもかかわらず、

いざ始まると…


莉犬「わぁぁぁぁぁ〜〜！」

るぅと「りいぬー！」


莉犬くんが大玉に巻き込まれて大惨事

会長のスピードが速すぎてついていけなかつたみたい…


さとみ「何あれwwどーやったらあーなるんだwwww」

ころん「www傑作ww」


そんな光景にさところは大爆笑

るぅりーぬは残念なことにビリでゴールとなってしまった


競技を終えて、私の元に駆け寄ってきた莉犬くん


莉犬「Aちゃーん…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀)いたぁい…
　 ｳｳｯ、ｸﾞｽｯ…」


砂まみれになった彼はそんなことお構い無しに私に抱きついてきた


A「だ、大丈夫ですか…？」


そう言って砂を払ってあげると彼はしょぼくれながらも「ありがとぅ…」とお礼を言ってくれた


なんだか、弟みたいでかわいいなぁ…

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