第33話 ページ36
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『次は200メートル走です。
出場する選手は入場門の前にお集まりください』
次の競技への誘導アナウンスが流れる
ジェル「あ、俺やわ、行ってくるな」
るぅと「ジェルくん頑張ってください!」
莉犬「俺らの仇をとってくれーっ!」
ジェル「おぉ!まかしといて!」
そんな熱い会話を交わしジェルくんは足早に入場門へ向かっていった
気合が入ってるなぁ
まぁ、負けるわけにはいかないもんね…
そう、生徒会主催であるこの体育祭では、毎年生徒会チームが勝っているそうだ
だからここで私達が勝たなければ生徒会としての恥になりこの学校の歴史を塗り替えることになる。
だから私達も責任重大なのだ
A「…でも、まだ3つめの競技で200メートル走って…随分ハードですねぇ…」
そんな私の呟きに気がついたのは隣にいたさとみ先輩だった
さとみ「…あれっ、もしかして知らない?」
A「…え?」
意味深に笑うさとみ先輩は何を考えているのか全く掴めなかった
さとみ「Aちゃんが出る競技が、1番大変なんだよ?」
A「…?どー言うことですか?ただの障害物競走ですよね?」
さとみ「…………」
A「………………?」
暫くの沈黙に思わず息を飲む
自分の競技で一体何が起こってしまうのか…
早く知りたくてそろそろ口を開こうかと過った時…
ニコッ…
にっこり微笑み私に顔を近づけると…
さとみ「ひみつ♡」
そう言って悪戯っ子のように舌をベッと出した
うぅ…
近いし…
遊ばれたぁ
悔しい…っ
…でも本当に何が起こってしまうのだろうか…
そんな不安な気持ちに包まれながらジェルくんの応援を始める私なのであった
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Ayuna(プロフ) - お気に入り登録者60人突破 ありがとうございます⸜❤⸝ (2022年5月17日 7時) (レス) id: dc1d5bd2d6 (このIDを非表示/違反報告)
Ayuna(プロフ) - わっふるのとっぴんぐさん» ありがとうございますっ.ᐟ.ᐟ.ᐟ頑張りますね➰👊🏻✨ (2022年5月17日 7時) (レス) id: dc1d5bd2d6 (このIDを非表示/違反報告)
Ayuna(プロフ) - 璃々さん» 初コメありがとうございますっ.ᐟ.ᐟ璃々さんこんにちわっ!ありがとうございます~✨2章もドキドキ全開で頑張りますねっ👍🏻´-これからも更新頑張ります.ᐟ.ᐟ (2022年5月13日 23時) (レス) id: dc1d5bd2d6 (このIDを非表示/違反報告)
わっふるのとっぴんぐ(プロフ) - 第2章楽しみにしてます!頑張ってくださいね! (2022年5月13日 15時) (レス) @page50 id: b8d201f8af (このIDを非表示/違反報告)
璃々(プロフ) - 初コメ失礼します!第2章楽しみにしてますね!これからも更新頑張って下さい! (2022年5月10日 18時) (レス) @page50 id: f5ab9c39ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ayuna | 作成日時:2021年7月8日 17時