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NoSide
「止めるんだ敦くん！良く見ろ！」
「え······？」
太宰の声で敦を目が覚めた。そして気づいてしまった。
春野とナオミが可笑しくなったんじゃない。
敦自身が可笑しくなってしまったのだと。
「そんな、最初から、僕が···？」
ナオミを離しながら、後ずさる。
敦の頭には、ただ疑問が浮かんでいた。
どうして？
「ぼ、僕は何も···ただ、守ろうとして···僕は······」
何が違う？
またあの“呪い”が現れた。
力に呑まれ、他者を害する
何も変わって居らん
「違う！僕はただ皆を守ろうと···」
そう。
敦はただ守りたかった。
自分を認めてくれた探偵社も、自分の居場所も。
敦自身が力があると分かったから。
けど、“呪い”はそれを否定する。
「やめろぉぉぉぉぉ！！」
手当たり次第、駅に有るものを壊した。
考える事さえ出来なかった。
「これで判ったか？己が何者かを」
ここには居ない、宿敵がそう言ったような気がした。
太宰は何かを探していた。
すると、ベンチの下で不気味に笑っている人形が目に入った。
「消えろ。」
人形の首を掴み、異能力でそれを消す。
敦の腕から不気味な手形の痣が消えた。
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清流* - 皆さんのコメント待ってます！ (4月9日 20時) (
レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ゆいたろー！さん» めっちゃわかる((( (2月6日 17時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいたろー！(プロフ) - 太宰さんに消えろって言われたい））） (2月5日 20時) (レス) @page42 id: 09168e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ゆいたろー！さん» ありがとうございます！！ (2月5日 18時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
清流* - ありがとうございます！！ (2月4日 7時) (レス) id: 5fc0f92393 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：清流* | 作成日時：2024年1月14日 8時
