最前のあの子 【センラ】

じゅーろく。 ページ16

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え、ねえ、まって！？








今のお手振り私にだよね！！！？








いや、違うくても私にっていうことにする









ファンサは勘違いでいいの。うん。









でも、本当にかっこいいなあ、、









本気で好きだ、、








手を伸ばせば触れる距離にいるのにもどかしい








今日はずっとセンラさんとセンラさんの歌声だけを聞いていようかな









１曲１曲がすぐに終わってしまって









この空間に居られる時間が刻一刻と迫る








やだやだ、ずっと一緒にいたいのに









推しを好きになるなんてこんなに苦しいの？









耐えられない涙が零れ出した









その時ちょうどMCに入って、、









｢いやぁ、今日はほんまに来てくれてありがとうございます｣









こちらこそありがとうの気持ちでいっぱいだよって意味を込めてペンライトを静かに振る









｢あれ、なんでそんな泣いてんの！？泣いてる子おるんやけど！！そんなにセンラの事好きなん？｣









と私の方を見て笑いながらそう言った









ある意味大優勝なのかな、、

首を激しく縦に振った








そっから数分間トークを行って、後半戦







そして終盤に差し掛かった









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