国木田さん ページ3
Aside
『え、え、えぇと…………』
取り敢えず困った振りでもしとけば大丈夫かな。
彼のことは勿論知っている
趣味が自○であること、元ポートマフィア最年少幹部であること、異能力と尋常じゃなく疾く回る頭を持っていること
＿＿＿この男の名が、太宰治であること。
メインキャラに会えるのは普通に嬉しいんだけど、
今はそんなこと言ってられない。
出来ればこの人生、控えめに、遠くから文豪達を眺めたいんだよね。
そんなことを考えていると、聞いたことのある声が遠くからやってきた。
国「太宰ィイイイイイ！！！！！」
叫びながら走ってきた国木田さんは、太宰の襟首を容赦なく掴んだ。
太宰さんが、ぐぇっ、と蛙の様な声を出した気がするけど、気にしない気にしない！
国「貴様はまた人様に迷惑をッ…………！」
太「国木田くぅ〜ん、私を叱る前に、彼女に謝るべきじゃなぁい〜？」
＿＿＿＿＿＿いや、誰のせいでこうなってると思ってるんだ。
太宰さんのせいで
ブチ切れそうになっていた国木田さんだったけど、
私の方を振り返ると、
国「本当に迷惑を掛けた。すまない。」
と、礼儀正しく綺麗に謝ってきた
「い、いえ、大丈夫ですよ」
ていうか貴方のせいじゃないし
太「お詫びにそこのお店でお茶しようよ。
＿国木田くんの奢りで」
………………………………だから誰のせいだと思ってんだ此奴←
ほら、国木田さんの顔すごい事になってるって。
国「太宰ィ…………」
太「彼女とお茶をした後なら仕事をするよ。」
その言葉に国木田さんの動きが止まった。
＿＿＿＿おいおい、マジかよ国木田くん？？
国「…………済まないな小娘。少しの間だけでいい」
苦虫を噛み潰したような顔をしながら国木田さんが云った。
「…………判りました」
最悪だ。
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月19日 22時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
key - お疲れ様です。 (2021年7月30日 11時) (レス) id: 007fbd0124 (このIDを非表示/違反報告)
*深音*(プロフ) - すごく面白いです！更新待ってます！ (2020年3月5日 17時) (レス) id: 3a5cebd5e2 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 面白いっ！素敵な作品をありがとうございます。これからも更新頑張って下さい！応援しています。 (2019年8月18日 18時) (レス) id: 2ac506ad59 (このIDを非表示/違反報告)
ロイ(プロフ) - まなさん» ありがとうございます！こんな長文いただけでとても嬉しいです！！頑張って更新していくので、これからもよろしくお願いします！ (2019年8月15日 16時) (レス) id: dd33592cf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロイ | 作成日時：2019年4月17日 22時
