お仕事後には 【中原 中也】 ページ6
無事に初任務も終え、褒美だと言って中原さんが甘味処に連れて行ってくれた。
目の前には高さ30センチもあろうかという大きな抹茶ぱふぇ。
一方、中原さんは、
「珈琲だけでいいんですか？」
「お前のそれのせいだよ……」
お品書きを見ると……ああ、成程。
「じゃあちょっと食べます？ちょっとだけ」
上の方に乗っている抹茶アイスを１口分だけスプーンに取って差し出す。
「私の食べかけで申し訳ないですけど」
「それこそ俺の方が申し訳ないからいい」
「もうー意地っ張りですねー。えいっ」
無理矢理口元に持っていき、食べさせた。
驚きか、目を真ん丸にして中原さんは慌ててそれを飲み込んだ。
……ふふ。してやったり。
「てめっ……いきなりは反則だ……」
帽子で顔を隠す中原さん。
「A……戻ったら覚悟しとけよ……」
何故か真っ赤な顔でそう告げた彼に私は笑顔を送っておいた。
〇中也side
……今のは間接接吻(キス)だろ。
しかも自覚なしときた。
「……くっそ」
Aは素知らぬ顔でぱふぇを食い続けている。
赤い厚い唇が、生クリームでてらてらと光っている。
時折口端についたクリームを舐めとる仕草は16とは思えない程妖艶で……
「何考えてんだ……俺……」
正直此処まで惚れ込むとは思っていなかった。
というか、いつ惚れたのかさえ定かではない。
只、彼女を手に入れたい。
その想いだけは胸にある。
「もう１口食べますー？」
暢気に聞いてくるAの指先にクリームがついていた。
思わず手に取り、
「へっ……！？」
気づいた時には自らの口に運んでいた。
衝動が抑えきれず、そのままねっとりと舌を絡める。
やっと事態を理解した様子のAに、囁くように言った。
「お前はこのクリームよりももっと甘いンだろうな」
＊＊＊＊＊
ただの喫茶店でなにやっとんじゃこいつらぁー！
はい、いろいろとぐだぐたですよねすみません
一応中原さん落ちします！
そして一度落ちた後、いろんな人と落ちます！
サークラかってね笑
ではではごきげんよう久田でした！
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ワンコンコン - 面白いダス (2019年7月21日 0時) (
レス) id: ad92a05ced (このIDを非表示/違反報告)
きみぺ - すごく面白いです！！！更新頑張って下さい！！！めっちゃ応援してます（≧∇≦） (2016年8月8日 21時) (レス) id: f3497d4bfc (このIDを非表示/違反報告)
うちを - 太宰さん！太宰さんお願い致します！何とぞよろしくお願い申し上げますっ！ (2016年6月12日 22時) (レス) id: 67f1d4205b (このIDを非表示/違反報告)
久田 螺々亜(プロフ) - 真衣さん» コメントありがとうございます。わ、わかりました……！ご期待を沿えるよう努力致します！ (2016年6月1日 23時) (レス) id: a7a03e9879 (このIDを非表示/違反報告)
真衣(プロフ) - 中也オチを頼みます。 (2016年6月1日 20時) (レス) id: f1da17ec5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：久田 螺々亜 | 作成日時：2015年6月27日 21時
