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『はぁ？逮捕状？
なにそれ、寝ぼけてるの』
笑える話だ
なぜ政府の人達が、今更この本丸へ来たのか
私でもあのくらいの結界ならどうとでもできる
つまり政府様は私を審神者にする気なんてなかったってことか
「今はみなが政府の人間の対応をしているが、正直どうなるかわからん
あんたを連れていったところで政府の連中に連行されるかと不安もあったが…
安心しろ、なにがあってもあんたは守る」
その言葉、昔の私なら素直に受け止めて嬉しいって感情に舞い上がったんだろうね
『何があっても守るは嫌だよ
一緒に生き延びるの
命かけられたって嬉しくないからね』
私はみんなが主って呼んでくれたのがすごく嬉しかった
でもまだ審神者じゃない、そう呼ばれる資格なんてない
「分かった、何としてでもともに生きる
それでいいか？」
『よろしい』
もう、あまり一緒にいられないかもしれないからね
国広がすごいスピードで走り出し、懐かしい我が家が見えた
と言っても2日前に見たばかりなんだけどね
“また、帰ってくるから”
家に向かいそうつぶやくと、国広が私を下ろしてくれた
「これから俺たちは本丸へ入る
何が起こるかわからない、十分に気をつけろ」
その言葉に無言で頷き、私と国広は本丸の領域へと入った
直ぐに門が見え、その近くに誰かがたっているのがわかった
「ようやく戻りましたか」
「太郎太刀か、何をしている？」
相変わらず身長が高い…
国広の問に対して太郎太刀は少々眉を寄せた
「今、中で三日月宗近と、山姥切長義が政府の方の相手をしているのですが
主、あなたは戻らない方がいいかもしれません」
『うん分かった
って素直に聞くわけないでしょ
戻らない方がいいと言う理由は？』
太郎太刀はため息をつき、私に視線を合わせるために屈んでくれた
「私達にとって貴方はとても大切な方です
自ら危険に飛び込むような真似はさせたくありません」
『何だ、そんなことか
なんのためにあなた達がいるの？
私を守ってくれるんでしょ
はいこの話は終わり、中に行くよ』
我ながらなんて横暴な態度だって思えてくる
でもそうでも言わないとここの本丸のみんなは頑固だから
「分かりました、従いますよ
中に行きましょう」
太郎太刀が先陣を切って中に入ってくれた
私と国広は顔を見合わせて頷き、太郎太刀の後を追いかけた
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夷空斗(プロフ) - 悟空とサトシの子供てw例えが独特wさん» コメントありがとうございます！この本丸では仲良くして欲しいなと思いお互いが名前でちゃんと呼んでくれたら嬉しいなと…！改めましてご閲覧ありがとうございます！更新頑張りたいと思います！ (2020年1月24日 9時) (
レス) id: f72fb144b6 (このIDを非表示/違反報告)
悟空とサトシの子供てw例えが独特w(プロフ) - ふぁっ、ちょぎが国広呼び…てぇてぇですなぁ。あ、ずっと前から拝見させていただいてます、更新楽しみにしています! (2020年1月23日 16時) (レス) id: e085487720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夷空斗 | 作成日時：2020年1月21日 23時
