検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:18,378 hit

第9話 ページ10

「なんで死んだか、理由、わかる?」

霧「お前が深刻になりすぎるからあまり言いたくなかったけど、あいつ、山で自害したんだよ」


はっ…?


「自害…??」


ふざけるな。ふざけるな。ふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるな…


セ「A。」


千里君に名前を呼ばれてハッと我に返る。


周りを見ると心配そうに俺の顔を見てる


「悪い…。そっか…自害か…俺の、大事な家族を…焼いておいて、1人静かになんて…」


ほんとに、腐った野郎だ…


霧「A、顔怖いよ」

「今は、普通の顔できないかもしれない」

天「僕、今日2人に会えて良かった…。僕だけが生き残ったんだってずっと思ってたから…」

「ごめんな。独りにして…」


後で、あの孤児院に行こう。


復讐なんてできやしないから、せめて、助けられなかった兄弟達に、花束を送ろう…。


霧「行こうとしてるのはわかってる。」

「なんだおめぇエスパーか?」

霧「もうちょっと口の利き方覚えなさいよ…」

天「僕も行く。」


まぁ、こいつらは行くだろうな。


セ「僕達も行くで?」

「お前はいらないよ(ニッコリ)」

セ「なんでや!」


いや、要らんよ()


だって面倒くさそうだし


セ「今絶対面倒くさそうだしって思ったやろ」

「エスパーか?」

セ「まぁ、Aのことならよぉ知ってるで」

霧「俺の方が知ってるけどね」


その発言に対して睨みを効かせる千里君。


いや、ホントのことやぞ


セ「負けたッ」

「お前に勝てる要素ないよ」

セ「辛辣ッ」

志「どんまいやなwwww」

セ「黙っとき!」


あんまり人を巻き込みたくないっていうのもあるし、そもそも、千里君は…


セ「A大丈夫?」

「いや、なんでもない」


今何を…


そ「協力したい、とは言っても人の復讐だし、知り合って日も浅いし…」

ま「何言ってるんですか!日が浅くても放っておけませんよ!」

霧「Aはいい人たちに恵まれたんだね。復讐は出来なくても皆で行くことはできるでしょ?」

「えぇ…」


マジで?こいつ正気なの?


天「そんな顔しないでよ( ˊᵕˋ ;)」

う「とりあえず、明日は付き添い行くぞぉオラァ!」

坂「ちょwwwwwwうらさんうるさいwww」


なんやかんやで明日はみんなで行くらしい。


来なくていいってッ!!!!

第10話→←第8話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (59 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
147人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - くっそノロマな亀さんで申し訳ないです (2021年8月17日 19時) (レス) id: 48237b2105 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆきかさん» 初コメありがとうございます!亀さん更新となっておりますが、頑張って更新したいと思います!応援してありがとうございます! (2019年10月30日 9時) (レス) id: 9a683522d2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきか - 初コメ失礼します!すごく好みの作品で楽しく見させていただいています!続き待ってます! (2019年10月25日 23時) (レス) id: f42ad21887 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 寂しがりやの泣き虫テディベアさん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします到します! (2019年9月30日 21時) (レス) id: 9a683522d2 (このIDを非表示/違反報告)
寂しがりやの泣き虫テディベア(プロフ) - はじめましてぇ!すぃさんのさくひんをはじめてょませていただいたんですがぁ、すごくおもしろかったですぅ!!これからもぉ、ぉぅぇんしてますぅ!! (2019年9月29日 20時) (レス) id: f70735f688 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2019年4月25日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。