第8話 ページ9
翔「A…」
とりあえず翔太を座らせて話を聞く。
「今までどうしてた？」
翔「僕ｯ…あの時怖くて、そのまま走り去ったんだ…それから、親切に拾ってくれた家族がいて、ずっとそこで…」
「そっか…。」
ま「翔太、Aで、あとの1人は…？」
俺はスマホを手に取りその人に電話をしてここに来るよう伝えた。
「今呼んだ。」
翔「僕、実はあの時、犯人を見たんだ…」
そ「ほんとか？」
翔「うん。」
「とりあえずしんみりしてても仕方ないしなんか作ってくる。」
気晴らしにいろいろ作ってる間にその人が来た。
？「お邪魔します。久しぶり、翔太。でかくなったね。」
「こちら、霧崎 拓。生き残りのもう1人。」
翔「拓にいちゃ…ん？」
昔の懐かしい呼び方をする翔太。
霧「翔太、あれからずっと心配してたんだぞ！生きててほんとに良かったｯ…。」
「拓にぃ、守れなくてごめん」
霧「お前はいっつもそればっかりなんだから。」
翔「拓にいちゃ、ん！僕、怖かったよｯ…」
翔太が拓にぃに抱きつき泣きべそをかく。
いつもこうだったな…。
翔『拓にぃちゃぁぁあん！』
霧『こら！何いじめてんだ！』
『いじめてねぇよ！遊んでたんだよ！』
よくいる悪ガキだったな…俺((
翔「僕、犯人を見たんだ…」
霧「院長だろ？」
翔「なんで知って…」
霧「あいつはずっと俺たちを殺すことしか考えてなかったんだ。」
耳を疑う。
「どういうことだよ。」
霧「あいつ、ちょくちょく子供に虐待しては悪態吐いてた。あいつにはあそこにいた子供達が死んでしまば保険金が入る。でも、全員殺してしまえば完璧に自分が疑われると思って、俺らを残したんだと思う。」
「利用…」
霧「あいつの部屋に忍び込んだ時、計画がびっしり書かれた資料を、見たんだ。あいつ、俺たちの時だけじゃない、その事件が起こる、10年前も同じことしてた。」
ﾀﾞﾝｯ…
ふざけんなと思い、グーで壁を殴る。
お隣さんごめんね((
急でビックリしたよねうんうん。
「あいつ、まだ生きてんの？」
霧「いや、もう死んだよ」
「そか…」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
霧崎 拓 (ｷﾘｻｷ ﾀｸ)
性別:男
身長:176.0cm
体重:59
さなぎ施設放火事件の生き残りの1人。
最年長者。Aのマネージャー。
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彗(プロフ) - くっそノロマな亀さんで申し訳ないです (2021年8月17日 19時) (
レス) id: 48237b2105 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - ゆきかさん» 初コメありがとうございます！亀さん更新となっておりますが、頑張って更新したいと思います！応援してありがとうございます！ (2019年10月30日 9時) (レス) id: 9a683522d2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきか - 初コメ失礼します！すごく好みの作品で楽しく見させていただいています！続き待ってます！ (2019年10月25日 23時) (レス) id: f42ad21887 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 寂しがりやの泣き虫テディベアさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします到します！ (2019年9月30日 21時) (レス) id: 9a683522d2 (このIDを非表示/違反報告)
寂しがりやの泣き虫テディベア(プロフ) - はじめましてぇ！すぃさんのさくひんをはじめてょませていただいたんですがぁ、すごくおもしろかったですぅ！！これからもぉ、ぉぅぇんしてますぅ！！ (2019年9月29日 20時) (レス) id: f70735f688 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗 | 作成日時：2019年4月25日 22時
