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『あ、あの。冨岡さん、』









冨「どうした」









『いつまで抱擁を続けるのでしょうかッッ』







さっきのアレがあってから

体が熱い


恥ずかしい



今も尚 抱擁されていると思うだけで

さらに熱くなる









冨「あぁ、すまない。」








すまないとか言って

全然離してくれないこの人







『冨岡さん…?』








冨「暖かいな」







そんか熱くなってたの!??

恥ずかしい恥ずかしい


せめて顔を見えないようにしなきゃ…









冨「なんだか…眠くなってきた」








こ、これはッ

離れられるチャンスでは!??








冨「屋敷に行こう」









『は、え?私、煉獄さんの屋敷に行かなきゃなんです!』







冨「…煉獄から手紙だ」





え?煉獄さんから?






冨岡さんから渡された紙には

煉獄さんの力強い文字で書かれていた




【A

すまない、急に任務が入ってしまってね

Aには迷惑掛けてしまうが…今日の鍛錬は中止だ!冨岡に手紙を渡しておくので仲良くな!!

煉獄杏寿郎】







最後の1文を読んだ瞬間
顔に熱が集まるのが自分でも分かった







『煉獄さんのあほ…』









再度冨岡さんへ頭突きする









冨「どうした?さっきから熱いし…顔も赤い…熱があるんじゃないのか?」









『ち、ちがっ』







言い終わる前に
冨岡さんの衝撃的な行動により言葉を失う








冨「…熱は無いみたいだな」




冨岡さんがいきなり顔を近づけ…

私の額へとくっつけたのだ









『〜ッッ!!』









煉獄さんと話してから変に冨岡さんを意識し過ぎていた私


そんな私が冨岡さんとこんな至近距離で居てしまっては勿論おかしくなる訳で






冨「時透!どうした!!」








_______冨岡さんの声掛けを最後



私は意識を手放した





________________
ずっと見ていた蜜璃しのぶコンビ







甘「冨岡さんがAちゃんに話しかけてるってえっ!??抱擁??きゃー!!」



胡「え??どうして急に抱擁なんて??
あー、ほらAさん混乱しちゃってるじゃないですか」




甘「えぇ…でもAちゃん凄く照れてるわ、可愛い!!」



胡「それは認めます…おや?何か渡しましたね
おやおやおやおや、みるみる赤く染まりますね〜」



甘「冨岡さんからの恋文かしら!?キュンとする!」



胡「可愛らしい所も"って!何してるんですかッッ」

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sei(プロフ) - 叉羽さん» 叉羽さんコメントありがとうございます(*´罒`*)伊黒さん!!絡ませたいんですけど口調が...上手くネチネチを出せるか心配なんです!!←柱で出てきてないの伊黒さんだけですもんね...頑張ってみます!!ありがとうごさいます! (2019年9月6日 18時) (レス) id: 79d34fe51b (このIDを非表示/違反報告)
叉羽 - 伊黒さんと絡ませてほすぃー! (2019年9月6日 17時) (レス) id: 03f6bf06e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sei | 作成日時:2019年9月4日 23時

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