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先程止まった車の中の人達は捜査一課の人たちだろう。
私は首を傾げて「黒島、お前二課じゃねーの？」と聞く。
すると黒島は異動したのだと教えてくれた。
「俺はアンタが真選組に異動したことのほうが驚きです。聞いてなかったんですけど」
「教える必要ある？」
「俺のこと忘れてただけですよね絶対」
いやちげーよ、ちゃんと覚えてたよと零すと再び黒島は溜め息をついた。
「まぁいいです。それよりコレ、大丈夫なんですか？真選組言いなりになってますけど。」
「こんな奴等だが一応警察だ。上の馬鹿共よりもずっと綺麗で熱い魂を持ってる。何とかなるだろ」
「アレでもですか？」
黒島が視線を寄こした先には「ロケットパーンチ！」と言って土方クンを殴る沖田クンに、それに逆上して沖田クンを殴ろうとするが返り討ちにされた土方クン。
「ふざけろクソガキ！」と乱闘にまで発展していた。
そして一心不乱にカレーを作る隊士たちも一般市民や黒島達捜一の不安を掻き立てている。
「…………。」
「ホントに大丈夫ですか」
「…………多分絶対大丈夫」
「どっちですか」
いやほらどうにかなるなる……多分。
真選組は主に誰とは言わないけど沖田クンが建物破壊とかやってるけど、死人はあまり出してないからね…多分。
私と捜査一課の人たちの間に気まずい空気が漂う。
そして次に犯人たちは『局長を斬れ』という紙を掲げた。
黒島たちが息を呑む音が聞こえる。
局長サンは上着を脱いだ。
「よっしゃ」
「こい」
局長サンは寺門ちゃんに謝罪をし、隊士たちを鼓舞した。
「剣を抜けェェお前ら！たとえ俺の屍を越えても護らなきゃならねーモンがお前達にはあるはずだ！
さあ、かかってきやがれ！」
私はそんな局長サンを見て、少し笑った。
本当に……馬鹿みたいに良いお人だ。
私は真選組に目を向けたまま、黒島に言った。
「一課が出張るような事件じゃねーよ、コイツァもうすぐ決着がつく。
見学なら黙って見てな」
隊士は一斉に剣を抜き、局長を刺した。
寺門ちゃんの絶叫が響く。
「局長ォォォォォ！！」
これからだ。
局長サンを斬った＿フリをしてからがこの作戦の一番面白い所。
カレーを届けに行ったまこっちゃん＿＿万事屋に人質をこっそり逃してもらい、犯人の横にいる寺門ちゃんは女性に紛れ込んでいた山崎クンに救出してもらう。
そして地上にいる真選組は
「さよ〜ならーめん替え玉」
ドォン！
バズーカを構えて犯人をお寺諸共抹殺。
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通行人N(プロフ) - 謬見さん» コメントありがとうございます(_ _;)毎週土曜日更新の予定です。Twitterで更新したらお知らせしていますので、ぜひそちらも✨これからも頑張りますのでまた感想をお聞かせ下さいね！ (2022年11月20日 16時) (
レス) @page17 id: 39adec4ff4 (このIDを非表示/違反報告)
謬見(プロフ) - 面白くて一気読みしちゃいました(*´꒳`*)更新待ってます！！ (2022年11月19日 21時) (レス) id: 9ecb800a6a (このIDを非表示/違反報告)
通行人N(プロフ) - 鬼魂さん» コメントありがとうございます(_ _;)そう言っていただけてとても嬉しいです✨これからも更新頑張りますので宜しくお願いします。 (2022年11月14日 15時) (レス) id: 39adec4ff4 (このIDを非表示/違反報告)
鬼魂 - とても面白いです！更新頑張って下さいｯ!楽しみに待ってます！！ (2022年11月13日 16時) (レス) id: ce3cc772d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：通行人N | 作成日時：2022年10月1日 10時
