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第4話 ページ6
笠が飛ばされ、顔を見られた時点で、隠し通すことが無理だと悟ったAは、犬夜叉一行におとなしく付いてきた。
「えー!妹なの?」
「はい。母は違いますが。」
「全然似てないのね。」
「そうでしょうか?」
たしかに、かごめの言う通り、物静かなAは犬夜叉とは似ても似つかない。
「どちらかというと、殺生丸?」
「たしかに!静かだし。」
「殺兄は静かではありません。でも、やっぱり私、静かですか。」
「うん、静かだと思うよ。」
「そうですか…。」
そう呟いたAは、深く深呼吸をし、次の瞬間には、花のような笑顔を浮かべていた。
「私、嘘つきなので。」
そう言ったAは、不思議と妖艶な美しさを持っていた。
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舞(プロフ) - 更新頑張ってください_φ(・_・ (2021年1月17日 2時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2018年6月3日 15時