６色薔薇と闇夜の少女second story

作戦実行！ ページ6

ピンポーン



母「…来たわね」



お「…………」



おそ松さんは俯いていた。


いや、正確に言えば、俯いている演技である。



母「あら？おそ松さんにしては、珍しい顔色をしているじゃない。それに、この子は此処が大好きなの！だから引き取ってもらえないかしら？」



お「仕方ありませんね…、わかりました。
でも、宝石や金目のモノは持ち帰らせていただきます」



母「ええ、いいわよ」



母は、おそ松さんを中に通した。


私はおそ松さんに言われたとおりに



『お母様、先に部屋に行っていいですか？』



と、言う。



母「…勝手に行ってなさい」



と冷たく言った


流石、私に冷たくする人だ。



二階に上がり、元の自分の部屋に戻る。


久々のこの空間

サッと窓を開け、チョロ松さんと十四松さんを通す。



チ「鍵は開いてるね」



十「じゃあ、行ってくるよ！」



『はい！がんばってください！』



小声なのに、なぜかワイワイ騒げるような気がした。


２人が部屋からでると、私は下の２人に合図を送る。


いつでも飛び降りれるように…

２人が手を広げて、微笑んでいる


とりあえず、飛び降りようとしたとき…



ガチャッ！



「…なに、してるの？」

小さい男の子→←移動中に…

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