６色薔薇と闇夜の少女second story

決断 ページ38

─ブラッドside─



お｢⋯⋯うそ⋯だろ？｣



おそ松の手が震える。カラ松もティーカップを置いて、真剣とか関係なく深海の色をした目でドンをみる



イ｢流石にブラッドも知らない話だったろ？｣



一｢それって⋯本当に？｣



イ｢ああ、本当サ。俺たちも全く知らんかった｣



Aが従兄弟だった。

その理由は、母さん達が双子ではなく、三つ子だったことだ
もう1人は貴族に気に入られ、交際を何ヶ月かして結婚したみたいだ



お｢ねぇ、二人とも⋯｣



カ｢なんだ？どうした？｣



お｢⋯もう⋯もう言わなくちゃいけないのかな｣



一｢⋯あ、彼女に⋯Aに｣



カ｢本当のことを⋯｣



イ｢⋯じゃあ、帰りなヨ｣



｢｢｢は？？？｣｣｣



突然帰りなよなんて言われた

やべぇ、怒らせたかな？キャットフードとか買ってこないと、気が済まなさそうな空気だった



イ｢その事話さないといけないんだろ？なら早く帰った方がいいんじゃねーの？｣



一｢⋯！で、でも抗争は？そのために来たんだし⋯｣



イ｢確かに、抗争もあるが、まず、お前らがガッティーナの所に行かなきゃどうするんだ！
あぁ、もうじれったい！さっさと行くぞ、金は払う。早く行けよ｣



お｢⋯あ、ありがとう⋯！｣



4人はダッシュでガレージに行くのであった



イ｢(本当は抗争なんて、無いんだよ。お前らにこのことを話すために呼んだだけだから⋯許してくれ)｣

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