愛してるよ橙くん４ (ページ47)

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大好きだから　mmkj……※ ページ47

Amiさんリク

※裏表現ありです。閲覧ご注意ください。

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橙side

俺と蓮くんは、一応お付き合いしてるんやけど。

最近、蓮くんがちょっと、そっけない。

メンバーの皆と仲良くしてるんは、ええなぁって思うよ。

けど、

「なぁなぁ。蓮く、」

黒「あ、康二くんちょっと後で。ラウール！」

「蓮くん、今日ご飯行ける？」

黒「あ、康二くんごめん。岩本くんと今日約束
　しちゃった。」

「もしもし蓮、」

「康二くん、あとでかけ直すからっ！」

こんなことばっかりやねん。

ちょっと、寂しい。

でも、わがまま言うたらアカンから。

今日の収録前の楽屋でも、蓮くんは、俺のところには来てくれなくて。

黒「ふっかさん、あの…」

黒「翔太くんちょっと、」

黒「ははっ、佐久間くん何してんすか！」

皆と、楽しそうに過ごしている。

俺の心はずっとモヤモヤで。

その正体は、もうわかってる。

嫉妬だ。

大切なメンバーに。

蓮くんをとられたみたいで。

はぁ、アカンなぁ……

こんなんで、ウジウジするなんて。

でも、もうちょっと俺に構ってくれてもって、思ってまうんよ。

蓮くん、俺……寂しい。

そんなこと思ってても、収録は始まる。

インタビューを受けるときもあって。

そしたら、

黒「くっついてきすぎなんですよね、康二くん
　は。」

黒「ちょっと迷惑なとき、ありますねぇ。」

黒「俺も自由にするぞって。」

蓮くん………そんなこと、思ってたんや。

そっか、だから、俺の側に来てくれなくなったんやね。

俺のこと、嫌やったんや。

テレビやからね。

俺だってそのときは、ちゃんと返して笑いにもっていったよ。偉いやろ？

でも、やっぱり悲しくて。

「お疲れ様です。また明日。」

蓮くんを見ると、泣きそうになってまうから、早々と楽屋を出た。

家に帰って、

「……っ……ｸﾞｽｯ……れん……くんっ……ｸﾞｽｯ」

めっちゃ、泣いた。

悲しいけど、自業自得や。

俺がしつこいのが、悪い。

蓮くん、いつから俺のこと、嫌になったん？

いつから、好きなのは俺だけになっとったんやろ。

ホンマは、別れなアカンかもしれん。

でも、俺からは………言えへんよ。

蓮くん、大好きやで。

もう、邪魔しないから。

ちゃんと離れて、蓮くんを自由にさせたるから。

お別れはもう少し、気持ちが整うまで………

待ってほしいな。