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「そらるさん……。ありがとうございます……。」
そらるさんに諭されて少しだけ明るくなったお兄ちゃん。それだけお兄ちゃんにとってそらるさんは大切な存在なんだろう。少しだけ羨ましい。私にはそんな人はお兄ちゃんしかいないから……。
「ちょっとー！そらるさんだけかっこつけないでくださいよー！まふ、Aちゃんのこと俺にも頼って？まふの力になりたいって思ってるのはそらるさんだけやないんよ？」
「それを言ったら俺もだな。まふは人に頼ることを覚えろ。」
「さかたん……うらたさんも……。本当にありがとうございます。」
そう言っているお兄ちゃんの声は少しだけ泣いているような気がした。
「いいな……。」
「……A？」
口にするつもりのなかった言葉は私の口から漏れてしまっていたようで、さらにその言葉はお兄ちゃんに届いてしまった。
「お兄ちゃんの周りにはいい人がいっぱいいるんだね。」
『羨ましい』という感情が恥ずかしくて私はそう答えた。
「えっと、Aちゃんって呼んだらいいかな？俺のことはそらるって呼んでくれたらいいよ。」
「えっ……。」
「まふまふの友達を羨ましいって思ったんだろ？だったら俺らと友達になればいいじゃん。」
まるで私の心を読んだかのようにそらるさんが話しかけてくれた。そしてそれを皮切りに他の2人も次々と声をかけてくる。
「あー！そらるさんだけずるい！！ねぇねぇAちゃん。俺とも友達になってくれん？」
「おいおい、そんなにグイグイいったら何も言えないだろ？ごめんね、Aちゃん。あと、俺とも友達にならない？」
「でも……私……話すの……緊張……する……。」
「そんなの、慣れれば大丈夫だって。別に今だって意思疎通はできてるんだし。だからまずは俺達と友達になろう？」
こうして私は3人の友達ができた。
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すーぱーぬこになりたい
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海鈴(プロフ) - たいやきさん» わわ！ありがとうございます！！好きって言っていただけてものすごく嬉しいです💕結末も決まってないようなこのお話ですがこれからも楽しんでもらえるように頑張りますね！ (8月11日 17時) (
レス) id: 166c904f24 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき - はじめまして！好きです💖文才力分けてください〜！これからも無理のないように頑張ってください！ (8月11日 15時) (レス) @page30 id: a24130049d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海鈴 | 作成日時：2021年4月4日 0時
