トリップ少女は降ってきた？！

セクハラですか？ ページ25

『…』
目を窓に向けるともう日が沈んでる

時計に目を向けると夜の7時

『お風呂開いてるかな』
部屋にはお風呂がついてない

ついてるのは若様の部屋と大浴場だけ。
確か男と女で別れてたはず

蜘蛛とか番号、顔見られたら終わるからなぁ

『どうしようかなぁ
　…よし！！入ろう』
頬を流れる汗を拭った

マントと口布をつけ大浴場に急いだ。

『？
　人居ない？』
何故か誰もいない

『…』
不思議に思ったが服を脱ぎ浴場に入った。

シャァァァ

『‥』
鏡に額をくっつけてシャワーのお湯を頭から浴びる。

【化け物】

『懐かしい事を思い出したもんだ』
鏡を見ると太もも辺りを動いてる蜘蛛

腰よりも下にある長い髪
腕にある焼き印

まだうっすらと残ってる錠の後

『ハァ』

？「ため息をつくと幸せ逃げるぞ」

『そうですよね
　幸せは大事って誰！？』
一瞬のったけど目を見開いた

？「ん？
　 また今度見せてもらうって言ったろ」

『‥若様セクハラですか？』

ドフィ「フッフッフッ
　 ファミリー全員に頼んだんだ
　 それに餓鬼の体に反応なんかしねぇよ」
多分数歩後ろに居るな

鏡には映ってないという事はまだ距離があるって言う事。

『まずここは女湯です
　それに僕に何か用ですか？
　用なら後にしてください
　どうしても今必要な質問ならそこから動かず質問してください』
体を動かさず言いたいことだけ言った

ドフィ「質問は…お前Aか？」

『Aですが？』

ドフィ「ちげぇ
　 昔このファミリーに行き成りやってきた女がいたんだ
　 そいつと共通点がありすぎる
　 可能性から考えてあの時のAが成長したらお前みたいになるはずだ」

『‥もし本当にAだった場合
　どうします？』

ドフィ「フフフフッ
　 押し倒す」

『Aじゃないです
　断固拒否』

ドフィ「冗談だ」

『まず僕がその昔のファミリー？だった人とは証拠がないです』

ドフィ「いや体にあるはずだ
　 蜘蛛の模様と実験番号が」

『…セクハラです』

ドフィ「だから餓鬼の裸で反応しないって」

『あなたは２２
　僕は１８です』

ドフィ「…まじで？」

沈黙

惚れてるね→←実験はトラウマものだよ…まじで

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す