【呪術廻戦】猫、始まりました

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昨日はあの後、お約束のように五条先生に連れ帰られ


写真、動画、猫吸い、と予想通りのコースを進み


何なら追加で爪も切られたし危うくお風呂まで入れられそうになった


誰かこの人捕まえてくださいマジで


私、女子高生ぞ？


高校教諭が女子高生を自宅に連れ込んでお風呂に入れるってヤバいよ


事案発生だよ


まぁ…私が人間だったらの話なんですけど…


「ん…おはようA」


クソ、顔が良い！


「ニャ！(解せん！)」


「Aは朝から元気がいいね〜」


挨拶を返さないのはポリシーに反するのでちゃんとこの後返しました



欠伸をしながら起き上がった五条先生は私を持ち上げ寝室を出た


「今日はさ〜朝から京都のジジィと顔合わせなきゃいけないわけ」


大変ですね社会人は


「だからさ〜Aも一緒に連れて行こうと思って」


キッチンの空きスペースに私を置いた五条先生は朝食の準備を始めたが


さも当たり前のように発せられた一言はボーッとしていたら聞き逃しそうなほど自然だった


「ミャ？(なんて？)」


「はい、今日はこの前のやつの期間限定味だよ〜なかなか売ってなくて、Aささみ味好きだったよね」


無理矢理話を逸らされ朝食が開始されたことにより


私の意識は見事、ささみ味に集中




今日もご飯が美味しい！

「(チョロ過ぎて心配になるな)」



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