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数年前まで恵の大地は発展途上であった
元々鎖国気味だったのとのんびりと暮らす国民性が故に他の国に比べると貧しい国であった
だが恵の大地という国名の通り恵まれた土地で作物はよく育ち雨も程よく降るのでくいぶちに困ることはなかった
しかし発展途上国の土地が優れていると隣国に知られれば圧を掛けられ搾取されるか戦争を吹っかけられ領地ごと奪われる
Aの前の王は強くはあったが賢くはなかった
駆け引きが苦手で何かと理由をつけて国のものを他国に奪われていた
だからAが王の座に就いた時
何者にも舐められないようにAは強く有る必要があった
16と若くとも女であろうと
畏怖され舐められないようにする必要があった
鉄の女、氷の女帝、血の通わない女王
その異名は彼女が彼女たる上で必要なものであった
ゴート「陛下に強さや賢さで叶うものはいませんでしたからどうにかこの国を手に入れたいと思った隣国は陛下に婚姻を申し込み始めました」
レオナ「それって、」
ゴート「ええ、レオナ様と婚約される前の話ですよ。その婚約の内容も酷いものでしたが、」
ある者は陛下を無理やり手篭めにしようとある者は陛下に媚びを売り我ら草食動物の獣人を食糧だと蔑んだりある者は陛下を暗殺しようとしたり
ゴート「まあ、直ぐに陛下が気づかれ追い返すかしつこい者は少し痛い目に合わせましたが」
レオナ「A様が婚約者を尽く追い返したり五体満足で返さなかったという噂は・・」
ゴート「婚約破棄され立場が無くなった王族達が流したデタラメですよ。陛下はそういうものを気にされませんから他国に広まった噂は消えませんでしたが民たちはそんなものくだらないと笑い飛ばしましたのが幸いでしたがね」
レオナはゴートから語られた事実に噂を少しでも信じていた過去の自分が恥ずかしくなった
この国に来る前までレオナもAのことを恐ろしい女王だと思っていたから
ゴート「そんな陛下が唯一望まれたのが貴方なのですよレオナ様」
そう微笑まれレオナは分からなくなった
女王は女王として国を強くした
付け入る隙を与えず国を豊かにさせた
王配になり甘い蜜を吸おうとした者を蹴散らしたあの人が何故他国の第二王子を
嫌われ者の俺を選んだのか
彼女の記憶にレオナは今いない
ならば己の価値は今……
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あう - お願いします！どうか番外編的な感じでレオナが嫉妬する話とか書いてください！お願いします!!!! (2月3日 10時) (
レス) @page50 id: 0912214567 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - あああああああめちゃすきあいああああああああ (1月28日 21時) (レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - レオナさんがメス堕ちか、、、うん、良いな。イケる（） (12月27日 1時) (レス) @page40 id: 89604d43a6 (このIDを非表示/違反報告)
安奈(プロフ) - コレ何度も読めるわ。レオナかわゆすぎる⸝⸝o̴̶̷̥᷅ ̫ o̴̶̷̥᷅⸝⸝続きを希望します!! (11月11日 20時) (レス) id: 5462ca3594 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 歴史は繰り返すと言うことですなwww しばらくは落ち込むのだろうかレオナは:(´◦ω◦｀): (8月27日 20時) (レス) @page33 id: 7a808ff778 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山茶花
| 作成日時：2023年7月6日 21時
