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・夏油傑視点
菜々子「げ、夏油様ごめんなさい！」
美々子「ごめんなさい、」
夏油「どうしたんだい菜々子、美々子」
任務に行くと言っていた二人が帰ってきた途端顔を白くさせて私に謝ってきた
泣きそうになっているのを必死に宥めて
話を聞くと二人は姉さんと任務に行ったと教えてくれた
菜々子「私たち、夏油様とお姉さんが仲直りしてくれたらって」
美々子「そ、それで、夏油様と仲直りして欲しいってあの人に」
・・そうか、なるほど。
二人からしたら私と姉さんは喧嘩中だから仲直りすれば関係も良好になると
夏油「説明してなくてごめんね。私達は喧嘩をしていた訳じゃないんだ」
それにしてもこの二人と姉さんが任務に行くなんて普通ならありえない。上層部の差し金か？
菜々子「う、うん、それは聞いたよ」
美々子「喧嘩してる訳じゃないから気にしなくていいって、」
ズキンと胸が痛む
そう、喧嘩してる訳じゃない。私が一方的に悪い……だから仲直りなんて出来ないしそれにまだ
ー姉さんに謝ったのかよー
あの呪霊に言われた言葉が頭から離れない
私はまだ、姉さんに謝罪すらできていない
夏油「そっか。じゃあなんで泣いてるのか教えてくれる？」
姉さんの性格からして双子に当たるような人じゃない。私と再会した時だって努めて冷静だった
姉さんが双子に何かしたのは考えにくい
菜々子「・・あ、あのひと、血を、はいてた」
美々子「呪霊を祓ったあと、お墓の前で、あやまりながら、ちを、」
夏油「・・・は？」
吐血した？姉さんが？
病気はもう治ったんじゃなかったのか、呪霊を祓うくらいだから健康になったとばかり
菜々子「そ、そのあと、呪霊があの人連れてって」
美々子「たぶんあの人の呪力だとおもうけど、」
呪霊・・あのツギハギのやつか。
あいつは特級相当だしこの双子があいつの呪力に怯えてたことも知ってる。色々重なってパニックになったんだな
夏油「大丈夫。ここは安全だからあの呪霊も来ないよ。二人とも寮に戻れるかな」
少し落ち着いた二人を寮まで見送って医務室に向かう
姉さんが吐血してるくらいだ硝子は姉さんの体のこと何か知ってるはずだ
医務室に急ぐと会いたくないやつが前から歩いてきた
甚爾「よお？そんなにいそいでどこ行くんだ？」
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moo(プロフ) - 何度読んでも新鮮で面白いです！補足が意外すぎて脳内補填が追い付かないです〜！ (7月8日 19時) (
レス) id: 7466fa3537 (このIDを非表示/違反報告)
nahn - 最高。控えめに言って最高。こんなに素晴らしい作品をありがとうございます…！個人的な話ですが、補足のプロのヒモの説明が私の推しですで笑ってしまいましたwスンマセン。私も推しです！良いっすよねぇ、素敵な響きですよねぇ、“プロのヒモ”って（） (2022年6月15日 11時) (レス) @page38 id: 5bb1efd8a4 (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - 猫最高すぎるしこうじさんは夢主とくっついてドヤ顔しててほしい。真人と傑と3人で取り合いしてたら良いなぁ…お話面白かったです！最後の説明最高でしたw (2022年2月24日 17時) (レス) @page38 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
福寿茶寮(プロフ) - 夏油傑が双子を助けたのは見えるからであって見えなかったら村人と同じようになっていたのではないかと思ってしまいました。嫌いではないんですけどたまに衣食住すべて自分達でなんとかしろって思う時があります。 (2021年10月23日 10時) (携帯から) (レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
ママ(プロフ) - 完結おめでとうございます！素敵な作品をありがとうございました！これからも頑張ってください！！ (2021年9月10日 11時) (レス) id: 4d5b6956a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山茶花
| 作成日時：2021年8月14日 15時
