【呪術廻戦】冷たかった彼氏が別れた途端に彼氏面してくるんだが？

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『硝子って元彼のラインブロックするタイプ？』



家入「関係性によるが必要ないなら消していいんじゃない？Aもそう言うタイプでしょ？」




『いや、私は面倒なことにならないなら消さないよ。ただ』



家入「今回は面倒なことになってると？」


『うん』




スマホの画面を見せるとうわ、と声を漏らす硝子

うん。私も初めて見た時同じ反応したよ



この話題の中心人物から送られてくる大量のライン


昨日はごめんから始まり


次はいつ会える？


隣にいた男は誰？


地方任務だからお土産何がいい？



などなど別れてから毎日ラインが送られてくる



正直いって若干引いてる



いや、トーク画面遡ってみ？それまで私のラインに分かった、うんしか返さなかったやつがこの変わりようは怖くないか？




家入「あんたのそれまでのラインもやばいけどな」



『そこには触れないで欲しかったな。』



補助監督と言えど特殊な仕事をやってる自覚はあるのでせめて恋人に癒しを求めたりイチャイチャしたいと思うのはしょうがないと思う




前の私といえば暇さえあれば夏油にラインして好きだの会いたいだの送ってた、ｲﾀﾀﾀ……



恋に夢中な女はイタいんだよ覚えとけ



『消してよくないか？同期のグループラインあるし個人はいらない？仕事で連絡とかもほぼしないし』




補助監督と特級呪術師だ。任務で多少なりとも接点はあれど伊地知のように五条専任みたいにならなきゃ関わることは少ないだろーし



ﾌﾟﾙﾙ…



そう思ってるとスマホが振動した


画面に表示されたのは先程出てきた後輩の名前




『ピッ)もしもし伊地知くん？どした？』



伊地知[あ、お疲れ様です。竜胆さんあの、今から夏油さんの送迎お願いできませんか？]



伊地知がオフの日に連絡するなんて珍しいと思ったらあいつか



『これから飲みに行くとこだったんだけど他の人空いてないの？』



伊地知[そ、それが"たまたま"全員不在でして私は五条さんの送迎があるのであ、もしよかったら五条さんと夏油さんの送迎かわりあ、ちょっと！…………]


『伊地知くん？』



伊地知[お疲れサマンサー！つーわけで今から傑の送迎よろしくね！ちなみにこれから専属だから！]



『伊地知くんに携帯返してやれ。あと、専属ってどういう…』


伊地知[じゃおつかれ！！(ツーツー]



言うだけ言って切りやがった




『ごめん硝子今から行ってくる』



家入「いいよ。なんか色々おつかれ」

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