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五条「〜〜ッッ!!調子に乗んなよデブ!!」


『は?』


五条「え、」


事の発端は一時間前




五条はあの泊まりの日からAを徹底的に避けていた




背中に感じた柔らかな感触が忘れられない香水なんてつけてないだろうに甘く心地よい匂いが離れない



顔を合わせたらその時のことを思い出してしまいそうで真っ赤な顔を見られるのが恥ずかしくて五条はAを避けていた



それに家入から言われたまったく男として見られてないという事実も受け入れるのに時間を要した



子供の頃から散々な態度をとってきた自覚は五条にもあったので嫌われているのではないかと少しは思っていたがまさかの何とも思われてない



好きの反対は無関心と聞いたことはあるがここまで意識されていないといくら五条でも堪えるものがあった






なのに




灰原「A大丈夫?」


『んー、灰原体温高くて気持ちいい、もう少しこのままでもいい?』





は?



談話室のソファに座ったAは隣に座る灰原の肩に頭をおきぴったりと寄り添っていた



それを見た五条はなんであんな距離近いの?近すぎじゃね?気持ちいいってなんだよ、あいつの体の方が気持ちい……じゃなくて!と内心大混乱だった




婚約者の女が同期とはいえ他の男に体を預けていることが許せなかった。俺はまだ手も握ったことないのにと勝手に嫉妬を大爆発させてた



そして冒頭の発言に至る訳だが





『いきなりなんですか。』



眉間にシワを寄せ不快感を隠さないA


その姿に五条は唖然とした


今までブスやら弱いやら雑魚だの何を言っても反応しなかったAにこんな顔をされたのは初めてだからだ


五条はあまりの驚きに固まってしまいAはその様子に溜息をつき用がないなら失礼しますと立ち去った




デブがいけなかったのか?別にデブなんて思ってねーしむしろ細すぎるくらいだし、でも、あの時柔らかかったからそれを他の男に知られるのが嫌でと声に出ない言い訳をしているうちにAはもういなかった




灰原「あー、五条さん。Aは今ちょっとイライラする時期で、女の子にあるそのなんていうか」



灰原はフォローしようとするが婚約者とはいえそれを伝えるのははばかれたし何より女子に向かってデブはない例えAがなんでもない日であっても怒っていい発言だフォローの仕様がない





五条「Aが怒った………おれに…怒った………」

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くさ - はじめまして、神ですか?いや神ですね失礼しました((めっちゃこの作品好きなので更新してくれると嬉しいです!!無理なく頑張ってください!! (2022年12月15日 22時) (レス) @page15 id: 56aae56e91 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - この小説は五条悟オチですか? (2021年10月7日 12時) (レス) @page12 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵 - ここの令嬢好き (2021年9月19日 6時) (レス) id: 6ef230b0bb (このIDを非表示/違反報告)
猫餅 - めっちゃ好きなんですけどこの話(( (2021年8月21日 22時) (レス) id: da7b97d38e (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 令嬢ちゃんたちがかわいい(悶) (2021年7月19日 22時) (レス) id: d69ff754f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山茶花 | 作成日時:2021年7月3日 23時

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