【呪術廻戦】最強の婚約者を辞めたい

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家入「ざまぁねぇなあのクズ」



『今の話のどこがざまあないの？』


硝子の部屋で今日あったことを話すと嬉しそうに笑う



家入「クズの味方する気はないけどあいつも苦労するな」


『？』


首を傾げてるとAは気にしなくていいと頭を撫でられた



家入「そーいやAはどうしたいんだ？」


『どうしたいって？』


家入「あいつとだよ。あえて距離をとってるのは分かったけどそのまま結婚する気はないんだろ？」



『あーそれはね…』



硝子になら話してもいいかと私は五条悟に婚約破棄を言わせる計画を話した



家入「はー、なるほどね。まあ、あのクズと婚約したくない気持ちは大いにわかる」



硝子は前からこのクズと結婚すんの？まじで？と言っていたので私の計画に大いに賛成してくれた



『家のこともめんどくさいし私には荷が重すぎる案件だからね。それにあの顔の横に並びたくない』



もし仮に婚約が上手くいったとして結婚式なんて地獄だろう。洋式にしても和式にしてもあの純白の隣に立ったら誰でも霞んで見えるだろ



特に私は平々凡々の顔だ日本人らしい黒髪に五条悟のように零れ落ちそうな瞳も持ち合わせてない



家入「まあ。どちらかと言うと夏油の方が隣は似合うな」


『傑くんもイケメンだよ？』



五条悟も傑くんも硝子も顔面偏差値が高い入学式で見た時はここは芸能事務所だった？と疑ったくらい



家入「あんたの隣に立つならあれくらいじゃないと中身は伴ってねぇから私は許さねぇけどな」


『ふふっ、何それ』


家入「あんたは自分の顔の良さを自覚しな」


硝子は私に甘い


いつも可愛いお前は強いと私を褒めてくれる


お世辞でもそれは嬉しいものだ



＿＿＿＿＿＿


家入「お、クズ」


五条「あ？なんだよ硝子」


家入「Aにようやく名前で呼んでもらえたんだって？」


五条「うるせぇな」


家入「ははっ、拗らせてるとそのうちとられるぞ」


五条「誰にだよ」


家入「Aがこの前夏油のことイケメンって言ってた」


五条「は？」


家入「黒髪で気遣いのできる人が好きなんだとよ」


五条「おい、ちょっと待て詳しく聞かせろ！！」

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