双子監督生が双子人魚を落とす話2

子供1 ページ4

アズール「フロイド言い訳くらい聞いてやります。」



フロイド「おれかわいいでしょ？」



アズール「全く可愛くない」



ジェイド「おやおや」




寮長室の同郷三人組の会話。一見なんの話しをしてるか分からないだろう。




簡潔に言うとフロイドが子供になった




子供、幼児、キッズ、BABY？



まあ、なんでもいいが何故かフロイドが子どもの姿でアズールとジェイドの前に現れたのだ



本人曰く魔法薬を飲んだらしい




フロイド「ジェイド〜小エビちゃんとこ連れてってー」



アズールの小言を聞きもせずジェイドに抱っこと手を伸ばす



おやおやと笑いながらも片割れに激甘で有名なジェイドはフロイドを抱き上げる





ジェイド「この時間でしたら寮にいますかね」



アズールの待てお前たち！と言う声を背にして2人は恋人の元へと向かった



________________


「魔法って凄いですね」




フロイドを見て開口一番そういったユウ。どうやらAはまだ帰ってない様子だ




フロイド「小エビちゃんどう？おれかわいいー？」




「ええ、とても可愛いですよ」



にこにこと微笑むユウに少しムッとするジェイド



ジェイド「僕も飲めばよかったですかね…」




「ジェイド先輩はそのままでも可愛いですよ」



ジェイド「そ、そうですか…///」




フロイド「えー、なんかいちゃつきだしたんだけどー。あーあ、小エビちゃんまだかなぁ」




「・・え、その姿Aに見せるつもりなんですか？」




フロイド「うん！だって、この前稚魚ちゃんの世話してたでしょ？」




稚魚ちゃんの世話とは遊びに来てたチェカの相手のことである




「あー、や、あれは、レオナさんから報酬貰ってたんで」




ジェイド「ユウさんは子供は苦手なんですか？」


煮え切らない答えのユウに首を傾げるジェイド



「いや、俺じゃなくて」




フロイド「……え」




「A子供苦手なんですよ」

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