双子監督生が双子人魚を落とす話2

目覚め2 ページ3

Aサイド





世界の皆様おはようございます。今日も良い一日が始められそうですね。



こんなふざけた挨拶を頭に思い浮かべる私は頭でも強く打ったのだろうか、いや、むしろそうであって欲しい





フロイド「んん………こえびちゃ………」




上半身裸で私に抱きついて眠る先輩




もう一度言おう



上半身裸で私に抱きついて眠る先輩




しかもここは談話室のソファ



え？なんで？何がどうなって？





昨日ジェイド先輩と話してて間違えてお酒を飲ませちゃって私はジェイド先輩に渡すはずの水を飲んで




・・・



あ、これ私も間違えて酒飲んでんな




昨日の記憶が全くない。私はお酒で記憶飛ばしたことないから酔っ払った気分が味わえるあの水みたいなお酒のせいだ




何をしたんだ私はナニをしたのか？私は？



やだ、絶対やだ、先輩との初めてがお酒で記憶ないとか無理




『せ、せんぱい……』



やば、声震えてる。らしくなさすぎ



フロイド「ん？こえびちゃ………え！？どうしたの！？顔真っ青だよ！？」





大丈夫！？とぎゅうと抱きつかれる先輩の体は冷たいはずなのになんだかあったかいような気がして





『あの……昨日…わたし』




フロイド「え…///あ、う、うん……///」




真っ赤な先輩の顔やっぱり・・




フロイド「小エビちゃん……俺の事……呼び捨てでよんでくれたんだよね///ああー！やっぱすげぇ恥ずかしい///！！」




・・・・ん？



『え、名前？』




フロイド「う、うん？俺の事"フロイド"って呼んでくれたの……///」




おれ、嬉しかったと頬をあからめる先輩



まじか、かわい……





え、まって、え？



『その後は……？』





フロイド「後？・・えーと、小エビちゃんが服脱ぎ出して」



おいおい、何してんだわたし



フロイド「俺の体触ってきたから」



痴女じゃねぇか




フロイド「俺嬉しくてぎゅー！ってして一緒にに寝たの！」




すげぇ恋人ぽくて俺幸せ〜とふにゃとした笑顔で言われた




・・・え、それだけ？




寝たってそう言う意味じゃないよね？そんな感じじゃないよね？？




え、名前で呼んで先輩の前で服脱いで体触ってそれでにもなかったの？？？




それはそれでどうなんだ私





フロイド「えへへ。小エビちゃん好きぃ〜」




ぎゅっと抱きつか先輩の髪が頬に当たってくすぐったい





『うん。私も』




これはこれでいいかもな

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