目覚め1 ページ2
ジェイドサイド
なんだかとてもいい夢を見た気がする
ほんわかと暖かい何かに包まれて頭を撫でられ優しく声をかけられる
チュンチュン…
鳥の鳴き声?
オクタヴィネルは海の中の寮なのにどうして?
またフロイドが変なことをしてるんでしょうか?
イタズラ好きな片割れが笑ってる姿を想像して目を開ける
「すー……すー………」
綺麗な寝顔…ユウさんは眠ってると少し幼く見え………………ん???
がばっ!ドサッ!
思いっきりベッドを蹴飛ばし床に落ちる。
横ですーすーと寝息をたてるのは紛れもなく僕の愛しい恋人のユウさん
本当に綺麗な寝顔ですね。僕より年上なんて到底信じられない………いや!そんなことよりも!
なぜ、…………裸なんでしょう?
布団を腰の辺りまで被ってるユウさんの上半身に衣服は無い。薄い肌色の肌に意外にも筋肉質な体が隠されもせず露になっている
「んん……?」
ゴソッ…
ジェイド「びくっ!)……ゆ、ユウさん?」
「ん…………すぅ………」
寝返りをうっただけのようでまたすやすやと眠り出した
というか
ずるっ……
寝返りの時の動きで布団が剥がれ落ちそうになっている。股関節の線がちらりと見えるあと少しでユウさんの局部が見えそうになる
ジェイド「う……あ………///」
見てはいけないはずなのに視線が固定されたように動かなくなる
漆黒の黒髪を垂らして長いまつ毛を落としてすやすやと眠るその姿はまるで人形のようでこんなに美しい造形物があるのかと本当に人間なのかと疑ってしまう。
わ、腰にホクロがある。普段絶対に見えないはずのその場所にあるホクロが妙に色っぽくごくりと生唾を飲んでしまう
「せんぱい?」
ジェイド「え!あ、お、おはようございます」
釘付けになっていた所をのそっとベッドにうつ伏せになったユウさんにじっと見られていた
「おはよ………ねぇ、どこ見てたの?」
ユウさんは寝起きなのか少しぽやんとしている
ジェイド「えっ!そ、それは、その………」
下半身を凝視してた言い訳なんて思いつかないどうすれば
「ふふっ、先輩の………えっ ち ♡」
そう言うとまたユウさんは枕にダイブしてまた眠り始めた
ジェイド「………っっ///」
真っ赤になった僕だけがその空間から切り離されたように動けなくなった
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ほろ - つ、続きを!! (4月3日 21時) (レス) @page20 id: 7c2d3bc92a (このIDを非表示/違反報告)
露木(プロフ) - かっ…可愛い!!!ってなりながらあっという間に読み終わってしまいました😭続き待ってます!! (2023年1月10日 23時) (レス) @page20 id: 8f55eb36f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - 続きが気になり過ぎますっ!がんばってください! (2022年12月5日 23時) (レス) @page20 id: 6719ad2600 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ - 刺さります!栄養!! (2022年10月6日 22時) (レス) @page20 id: 272cff02f5 (このIDを非表示/違反報告)
醤油アイス。 - ウグッ。続きが気になるッッ!ありがとうございますぅ (2022年10月5日 23時) (レス) @page20 id: 272cff02f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山茶花 | 作成日時:2021年3月7日 21時