【呪術廻戦】さしす組の同期は最強ぼっち

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夏油「へぇ、じゃあクラスメイトと打ち解けられてないんだ」


『そうなんです。体調が悪くて休みがちで授業が合う日もなかなかなくて』



夏さんは非術師なのでもちろん呪霊や呪術師のことは伏せて話している



体調が悪くてというのは私の術式の影響で眠ってしまうことが多くて授業に参加できないので嘘ではない



夏さんはクラスは三人って言ってたから学生さんなのかなとも思うけどこんな背が高くて体格もいいから大学生とかかな？


体育会系の専門学校？


夏さんの頭の上に乗ってる猫をみながら考える



猫カフェという場所は初めてきたけどなかなかに楽しい


負の感情が少ないからか呪霊も見かけないし心が穏やかだ



夏油「Aさんのその性格ならすぐ仲良くなれると思うよ。そのクラスメイト馬鹿だね」



茶化しながらも励ましてくれる夏さんはなんて優しい人なんだろう



『あはは、最近女の子とは仲良くなれたんですけどね。男の子はまだ話せてなくて』


夏油「無理に話さなくていいんじゃないかな。女子の友達がいればそれでいいと思うよ」



食い気味でそう言われたらそれもそうかもと思ってしまう


いや、でも流石に四人のクラスで一人としか話さないのは態度悪くないか？



でもそういえば硝子ちゃんにも男子二人には別に会わなくてもいいとか言われたな



五条さんくんと夏油傑くん


入学式は蛍のことでバタバタしてたから正直顔は覚えてない



ていうか私あの時呪霊と戦ったあとで髪汚れてたからフード被っててよく見えなかったんだ



硝子ちゃんとはたまたまトイレであってその時はフード外してたからわ、美人さんだって思って同期だったらいいなーとか思ってたんだよな




夏油「何考えてるの？」



少し昔のことを思い出してボッーとしてるところにイケメンにのぞき込まれたら処理落ちするのは仕方ないと思う



『いけ！・・いえ、なんでもないです』



あぶな、イケメンだ！って叫びかけた…完全な不審者じゃん



夏油「ふふっ、変な声。でも、今はデートに集中して欲しいな」


『デッ！？』



夏油「顔真っ赤だよ」



『からかわないでください…………///』





大人のよゆうこえー、デートという単語にドキドキしながら猫に癒された一日でした

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