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21、さよなら ページ26

歪む視界、


聞こえない叫び、


動かせない手足。



小夜を殺したのは僕だ。


「小……夜」


聞こえてるのかはわからないけど、


「僕は…君……を殺し……た。」


ここの本丸の小夜じゃないからわからないと思うけど、


「だ……から、ごめん……な…さい。」


僕は謝りたいんだ。


「守れ……て、良かっ…………た。」



最後に、




「あ…りがとう」



僕は小夜が大好きなんだ。


あの時、破壊してしまったこと。



償いきれない。



けど、最後だけ。



僕は最後の力を出して笑った。

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作者名:自傷審神者 | 作成日時:2018年9月9日 21時

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