【srr】【mfmf】甘々プリンスと冷徹王子【歌い手】

13:御身分 ページ14

【19:00 夕飯】

「「「「「「「「『いただきます』」」」」」

相川家では雇い主、つまりは旦那様たちと使用人が一緒に夜ご飯を食べることになっている。なんでも自分たちと壁を作らない、というか対等でいたいという理由で奥様が提案したそう

旦那様「Aちゃん今日から働き始めだけど、どうですか？もう慣れました？」

『は、はい！あの、わからないこととか先輩たちが優しく教えてくれるので、とっても楽しいです！』

奥様「そう〜よかったわね〜、でもAちゃんがこんな大きく…可愛くなったわね」

ほんとにお二人とも優しい。向こうから声をかけてくださるから、自然とこちらも気兼ねなく話せる。子供のときにお小遣いくれたのは一生覚えてる、すぐに駄菓子屋で散財したけど

奥様「それで…彼方と真冬、どっちをお婿さんに欲しい？」

そ/ま「「『ゴフッ、！』」」

3人一斉に吹き出した。彼方はお茶、まふくんは味噌汁、わたしはご飯

『お、お婿さんだなんて、私はそんな…』

そ「俺はこいつとはやだね」

『あんたなんかこっちから願い下げよ』

ま「まあまあ二人とも」

奥様はいきなり何を言い出すのだろうか……？幼馴染だけどいきなり結婚っていうのは…

奥様「あら、じゃあ葵ちゃんと雪ちゃんは？」

葵/雪「え」

藤原「奥様ったら…」

誰でもいいのかよ



【19:45 後片付け】

お次は後片付け。私、葵さん、雪さん、藤原さんでじゃんけんをして負けた二人がお皿洗い。残りの二人はお風呂に先に入る。今日は負けたのでお皿洗い、手が冷たい。葵さん水かけるな


【20:30 お風呂】

葵「はー今日もよく働いたーー」

葵さんは割と元気な人のようだ。彼方の好きなとこ聞いたら物静かでクールなところらしい

葵「ねー彼方様かっこいいよね、頭なでられるとかAちゃんいいなー」

『全然よくないです、あれは私のことガキだと思ってるだけです』

葵「ふーん……で、真冬様には抱きしめられると……いい御身分ですねえ！！」

『ま、まふくんは…あれは親愛というか…』

葵「彼方様は渡さない！」

『全然あげます』

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