【srr】【mfmf】甘々プリンスと冷徹王子【歌い手】

12.関係 ページ13

そ「え？ああ、そういえば元メイドとか言ってたっけ」

帰宅した彼方に、私はさっそく旦那様と奥様のことを聞いた

そ「なんで急にそんなこと？」

『い、いや…今日センパイからそのこと聞いたからちょっと気になって、』

そ「で、まふと結婚したくなったと」

『え！？』

わ、私がいつそんなことを言った！？

そ「分かりやすすぎだって、鏡見てこいよ」

呆れたように溜息をつく彼方


そ「確かに立場とか学歴とかそういうので反対はされないと思うけど、あの2人結構厳しいよ」

そうか？お2人とも優しかったけどなあ。面接してるときも威圧感とか無かった。まだ英検の面接官のほうが怖い

そ「前に俺が女友達連れて来た時、金目当てって一発で見抜いた。そのあとも何度か」

ほーそりゃすごい。だてに一流企業の社長様じゃねえや

でもなにか引っかかる、なんだ……？

『……もしかしてお前モテる？』

そ「そうだけど？」

『うっわ腹立つ』

そ「この顔とこの家でモテないわけないでしょ」

『まふくんは……？』

そ「……女子と一緒にいるの見たことない」

よーし、良かったー。ライバルいねえな、うん

そ「……弟と妹が結婚か」

『私のこと妹だと？え？お兄さん公認』

そ「ごめん、ガキの間違いだ。お前まだ中学生に見える」

『それと張り合ってるあんたもガキよ』

そ「うるせえよ。てかそろそろ夕飯じゃん」

『やっば、準備行かなきゃ』

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