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十一話〈バグ更新分、19日6時頃に更新した分です〉 ページ30

「さてさて…」

私はデスクの方へと歩き、テーブルに置いてある空の2つのコーヒーカップとティーポットに目もくれず、引き出しを開けた。
乱雑に入っている携帯を取りだし、スマイルに送りかけだった文を送る。

意外にも、返事は直ぐに帰ってきた。いや確かに今日連絡が帰ってきてあわよくば話せればとは思っていたが。
私はスマイルからの返事の文を読む。


なになに…

「じゃあ迎え行く」

…なんだこの文章。そう思った時には眩しさと浮遊感を感じ、私は目を瞑っていた。その眩しさと浮遊感は二週間前、この国に帰ってきた時にスマイルと飛んだあの感覚に近かった。


段々眩しさが消えていくのを感じた私は少しづつだが目を開けた。私が目を開けると同時に「よお」と前からスマイルに声をかけられる。

いきなり連れてこられたと言っても過言ではなかったあの状況についてスマイルに色々と言いたいことはあったがそれよりも話すことが沢山あったので私は仕方なく何も言わなかった。

まぁ座れよ、と言われたがその前に私は自分のいる場所を確認するようにスマイルの部屋を見ていく。てっきり書庫のように本に囲まれた生活をしているのかと思ったらそうでも無いらしい。
スマイルの部屋はデスクに数冊本が立てかけられているだけで後は生活用家具のみというシンプルな部屋であった。


「なんだよ、そんなじろじろと人の部屋を見て」

〈本だらけの部屋だと思っていたから驚いただけ〉

「お前俺の事なんだと思ってるんだ」

呆れたように言うスマイルを見ながらも、私は座れと言われた席へ座る。

スマイルは当たり前のように丁度いい位置で椅子を引いて、エスコートしてくれる。


…多分こういうエスコートやらなんやらを無意識にやるのが幹部狙いの使用人を増やす原因なんだと思う。自分で顔がいいことを分かってない。

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黒灰白有無%(プロフ) - やっぱり面白くて大好きです!約2年前から読ませていただいていて其れから今迄少なくとも20周はしてるほど大好きで、消失系の小説で幼馴染設定はあまり見たことがないので嬉しい?です!!気が向いたらでいいのでまた更新をまってます!これからも応援しております!! (8月6日 0時) (レス) @page35 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
愛流 - ストーリーが全然飽きないしすごい面白いです!!更新ゆっくりでいいので待ってます!頑張ってくださいっ! (2022年8月2日 15時) (レス) @page35 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
- っあ〜面白すぎる…更新頑張って下さいね! (2022年7月30日 0時) (レス) id: 02b490d08e (このIDを非表示/違反報告)
スカ一(プロフ) - つゆさん» こんにちは、コメントありがとうございます…!更新頑張っていきます…!応援メッセージありがとうございました! (2021年10月11日 15時) (レス) id: c3f5308968 (このIDを非表示/違反報告)
つゆ - とっても面白いです、、!五感消失クラフト大好きなので、もぅ、、神ですね!これからの展開が気になる…更新頑張ってください。応援してます!! (2021年9月22日 23時) (レス) @page34 id: 5d979c15e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トクニベツニナニモナイヨ | 作成日時:2021年9月14日 13時

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