124.夢の中の犯人 ページ4
・
・
「やあ。」
あ「…クリントン、先生。」
部屋に入ってきたのは、クリントン先生だった。
あ「ここは…クリントン先生のお屋敷ですか?」
ク「嗚呼、そうだよ。A様が倒れたって聞いてね。僕が家に運んだんだ。」
あ「…ご迷惑かけてすみません。」
私は先生に謝った。
そして…あのことを思い出した。
夢の中の犯人を。
ク「ココアでも飲むかい?」
あ「え、ええ…」
先生はにっこり笑って言った。
あ「…先生、話したいことがあるんですけど…」
私は思い切って切り出した。
ク「ん…?なんだい?」
あ「…私の両親を殺したのは、あなたですか?」
私がそう言うと、クリントン先生の手が止まった。
ク「…な、何を、冗談を言ってるのかい?きつい冗談だな〜」
あ「…私、夢を見ました…!2年前の事件の夢を…私は、ショックで思い出せずにいたけど、夢の中で思い出したんです!あれは…先生だった!」
ク「A様、きっとあなたは疲れているようだ。もう少し睡眠を取った方が…」
あ「…先生、証拠もあるんですよ。」
私はそう言い、さっきポケットに入れたペンダントを取り出し先生に見せた。
ク「…!」
・
・
123人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紗也(#°v°#)(プロフ) - ユリアさん» コメント遅れてしまいましたが...読んでいただきありがとうございます!すごく嬉しいです! (4月23日 17時) (レス) id: 8a72019c56 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - 初めまして!素敵なお話ありがとうございました。とてもグッとくるものがありました!これからも応援してます(^▽^)/ (2023年3月8日 20時) (レス) @page27 id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - あやにゃんさん» コメントかなり遅れてすみません!そんなに感動していただけて嬉しいです ありがとうございます! (2016年1月4日 23時) (レス) id: d2cf716b87 (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - バターしょうゆさん» コメントかなり遅れてすみません!喜んでいただけて嬉しいです ありがとうございます! (2016年1月4日 23時) (レス) id: d2cf716b87 (このIDを非表示/違反報告)
あやにゃん(プロフ) - はじめまして、ほんの数時間でここまで読みました。最後は本当に感動して涙が出ました。これからもいろいろと頑張ってください! (2015年5月20日 7時) (レス) id: f39f260f37 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紗也 | 作成日時:2013年4月5日 14時