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『…』


その日の夜、私のお迎え会を開き終わり
坂田さんと二人きりになる時間があった

少し気まずさもありつつ私はお酒を飲む


坂「にしても良かったな。俺らが早めに見つけてて。」

『…まぁ。』

坂「あの時悪かったな。回りくどい言い方しちまって。最初から来いって言っときゃ傷つか…」

『私が…私が素直にならなかったから。
坂田さんのせいじゃない。』


初めて人の話をさえぎり、私は自分が伝えたかったことを言う。


『ただ、あそこしか宛がないのは本当だし、
なんやかんやで小さい頃からいたから落ち着くめんもあったの。』

坂「…小さい頃から、ね。」

『でもやっぱり私必要とされてなかったみたい。』


坂田さんは下を向く私に近づき隣に座ると
小さく呟いた


坂「大丈夫。次のお前の居場所はここだ。めいっぱい必要としてやる。呆れるくらいにな。」

『…坂田さ…』

坂「zzz…zzz…」


坂田さんは私の肩に頭を乗せ体ごと寄せてきた
隣を見れば寝ていて謎に不思議な気持ちになった


人が隣で寝てる。

こんなの初めて。

十一→←九



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設定タグ:坂田銀時 , 銀魂 , 万事屋   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:沙也加 x他2人 | 作成日時:2018年9月30日 13時

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