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カナ「ロビン!」
目を凝らして見たカナの目にもロビンの姿が映る。
スカーレット「ウホッ!ウホッ!ウホッ!」
瞳をハート型にしたスカーレットは、動けぬロビンに、無理矢理、熱烈キッスを贈ろうとした。
サンジ「なにィ〜〜〜!
ブルック,カナ「言葉、わかるんですか〜〜〜!」
ブルックとカナが思わずツッコミを入れた。
愛の力で同時通訳したサンジは、瞳に、怒りとジェラシーの炎をたぎらせる。
サンジ「この……クソ、エ〜ロ〜ゴ〜リ〜ラ〜〜〜ァァァ!」
くるりと回転したサンジが、火の粉の渦をまとう。
タバコを吐き捨てると、瓦ごと踏みつけて消し、塔に張られた補強ワイヤーをつたって駆け上がった。
そのサンジをワイヤー上で迎え撃ったのは猿兵モンキートルーパーだ。メルヴィユで進化したニ足歩行猿を飼い慣らしたもので、野生のパワーと戦闘技術を備えた兵士だった。
両手でダブルヌンチャクをあやつり、モンキートルーパーがサンジに襲いかかった。
モンキー「ウキ〜〜〜!」
サンジ「じゃまだァ!」
一蹴───野生がどれほどのものだ。愛こそがすべてだ。モンキートルーパーをふき飛ばしたサンジは、一気に塔の頂上に迫った。
カナ「ありゃぁ、すぐに決着つきそうだな。」
カナはぽつりと呟いた。
驚いたのはスカーレットだ。今まさにロビンの唇を奪おうとしたとき、塔の屋根を突き破って、目の前に怒りMAXの男が現れた。
スカーレット「ウホッ!ウホッ!ウホッ!」
スカーレットのリアクションは、やはり人間というよりはゴリラよりだ。
サンジ「だいたい、なめたこといってるぜ、おめェらはよ……どの海を支配するって……？おめェ、知ってんのかよ。
愛を叫び、サンジは、その場で猛回転をはじめた。
その靴底が、摩擦によって加熱していく。
危険を感じ取ったスカーレットは、ロビンを握ったまま、もう片方の手でサンジに殴り掛かった。
スカーレット「ウガァ〜〜〜!」
スカーレットの拳が、塔の屋根を砕く。
小さな竜巻となったサンジは、躱し、跳び上がった。
ウホッ、と仰いだスカーレットの瞳には、灼熱の色に輝くサンジの足が飛びこんだ。
サンジ「“
スカーレット「ウガ〜〜〜!」
サンジの必殺の竜巻蹴りに、スカーレットは拳で応戦した。
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SARA(プロフ) - 大好きです！ルフィ夢が好きなのでありがとうございます！🤍 (5月13日 20時) (
レス) @page1 id: 1b37a3f4d3 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 初見です。はじめまして、 夢小説を読んでいると、繊細な文章、語彙力を尊敬したい気持ちを持ちました。ルフィと夢主との関係性も好みなタイプでした。 (2021年1月12日 16時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - 面白いです！これからも楽しみにしてます！ (2020年4月23日 1時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきっち
| 作成日時：2020年4月22日 1時
