11話 ページ12
コナンと愛梨は顔を見合わせうなずき合い、子ども達を追いかけようとした顔を見合わせうなずき合い、子ども達を追いかけようとした
蘭「ねえ、A？新一？」
コナン「あ、悪い。今、手が離せねえんだ。」
愛梨「また今度ね!蘭!」
コナンは電話を切ると、愛梨と一緒に子供たちを追った。
蘭「あ、A!新一!もう!」
電話を切られた蘭は頬をふくらませながらボタンを押した。
コナンと愛梨は走りながら、念のため携帯電話をマナーモードにすると、ポケットにしまって子供たちを追った。
すると愛梨が、
愛梨「あ!やばい!」
コナン「あ？……あ、やべっ!」
雪の上にメモしたままだったことに気づき、慌ててUターンする。
ロッジ前まで引き返すと───蘭がコナンの書いたメモの前に立っていた。
二人は顔を見合わせて、
(あちゃー……)
コナンと愛梨は額に手を当てて顔をしかめた。
イルミネーションを近くで見ようとした蘭がウッドデッキの階段を下りると、雪の上に何か文字が書いてあるのを見つけた。
『クマ』『フクロウ』『ハクチョウ』と書かれている。
蘭は『フクロウ』と『クマ』に丸がついているのを見て、ハッとした。
新一とAが選んだものと同じだ。
蘭「もしかしてAと新一、ここにいるの……？」
蘭は周囲を見回した。
しかし、辺りには誰もいなかった───。
探偵バッジで三人から連絡を受けたコナンと愛梨は、阿笠博士が改造してくれた高性能スノーボードに愛梨の後ろに灰原が乗り、村道を走った。
コナン「ったく、あいつら……勝手な真似しやがって!」
哀「でも良かったじゃない。スケボー、雪道用に改造しておいてもらって」
愛梨「うん、まあね」
コナンが腕時計型ライトで村道を照らしながらしばらく走っていると、やがて真っ暗な村道にぼんやりと浮かぶ明かりが見えた。
元太「おせーぞ、コナン!愛梨!」
歩美「哀ちゃんも来てくれたんだ」
歩美が言うと、灰原はフッと笑った。
哀「慣れない雪の中だし、江戸川君と愛梨二人だけじゃ心配だから」
(オレ/私達二人で行くっていったんだけどな……)
コナンと愛梨はムッとしながらスノーボードのストラップを外し、雪の中に横転したスノーモービルを腕時計型ライトで照らした。
コナン「ふーん、なるほど。これは大人呼んでこなきゃどうにもなんねえな」
愛梨「うん。やっぱ博士に連絡して、迎えに来てもらうね」
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さきっち(プロフ) - カノンさん» あっていますよ。小説ではそうなっているので (2016年12月10日 22時) (
レス) id: f7c94deca4 (このIDを非表示/違反報告)
カノン - ２０話のスカイツリーはベルツリーです (2016年12月10日 17時) (レス) id: bbf6c28e51 (このIDを非表示/違反報告)
榛風乃愛 - お願いなんですけど、偽名の名前って設定できるようにしてくれませんか？できなければ良いですけど (2016年8月13日 17時) (レス) id: 529c6859a3 (このIDを非表示/違反報告)
わー(プロフ) - 更新お願いします(≧ω≦) (2016年5月1日 19時) (レス) id: 8cf7868275 (このIDを非表示/違反報告)
ネココロネ - 面白いです！他の作品も楽しみにしてます！ (2016年4月16日 17時) (レス) id: 2aebc9cb9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきっち
| 作成日時：2014年12月16日 20時
