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「 廉はあの子のこと好きでしょ？」
廉「 まあまあ 」
「 私は？」
廉「 好きやな 」
顕「 ほらほらほらほら 」
「 顕嵐くん静かに！」
顕嵐くんは私を睨みながら、ズズーっと
アイスコーヒーを飲んだ。
こんなに寒いのに、よくアイスなんて飲めるなあ。
廉「 でも好きの種類がちゃう 」
「 私も廉と顕嵐くんは違う 」
顕「 A静かに 」
「 なんで！」
廉「 俺はふたりの邪魔はしたくない、以上！」
廉はきっぱりと顕嵐くんに向かってそう言った。
...じゃあもういいよね。もう帰ろうよ。
顕「 邪魔になんかなってない 」
廉「 じゃあ、なんで好きなのに別れるとか言うん？」
顕「 ...それは 」
廉「 Aが俺とおるときのほうが楽しそうやから？」
顕「 ...... 」
......え？私？
どっちといるほうが楽しいとか、考えたことないよ。
「 私そんなつもりは...！」
廉「 それでもAは顕嵐といたいんやで、それでええやん 」
顕「 ... 」
廉「 顕嵐は考え過ぎなんやって 」
そんなつもりはないって、言わせてもらえなかった。
静かにって言われてたことを思い出して、
頼んだホットココアを飲んだ。
顕「 ...だからこそ、Aと友達になりたい 」
廉「 なんでやーーー！！！！！」
「 れん！？」
廉「 絶対変なもん食べたやろ顕嵐！！！」
「 お客様お静かに... 」
その気持ちはわからなくもないが、ここはカフェ。
しかもテラス席。
周りから、この異様な光景はよく見える。
顕「 本当に好きだから、少し離れたい 」
そう言うと、顕嵐くんは私を見ないまま、
伝票を持って行ってしまった。
残されたふたりになんとも言えない空気が流れる。
廉「 ...大丈夫？」
「 ...... 」
好きって言われるのって、こんなに悲しかったっけ。
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cacao .(プロフ) - さかぐち。さん» コメントありがとうございます◎そう言っていただけてとても嬉しいですo(^o^)oありがとうございます！！ (2017年12月10日 13時) (
レス) id: 210435d166 (このIDを非表示/違反報告)
さかぐち。(プロフ) - この小説すごいおもしろいですっ 応援してます！頑張ってくださいっ (2017年12月10日 12時) (レス) id: 7dc4d32c5d (このIDを非表示/違反報告)
cacao .(プロフ) - ka.さん» コメントありがとうございます！れんらんですかね...？（笑）ありがとうございます（＾ｖ＾）頑張ります！！！ (2017年11月20日 7時) (レス) id: 210435d166 (このIDを非表示/違反報告)
ka.(プロフ) - らんれおとか私的に需要ありすぎます…。それに匂わせるけど告白はしないっていうのも、なかなかなくておもしろいなって思いました。更新楽しみにしてますので、頑張ってください！応援してます。 (2017年11月20日 2時) (レス) id: 732c0bc2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cacao . | 作成日時：2017年11月18日 21時
