見る影も無く ページ1
中也side
突然、ヨコハマが組合によって炎の街にされてしまった。
そして、首領補佐のAがポートマフィア炎上の際に姿を消した。
エリス嬢みてぇな服をした女がAも俺も部下達も皆に恐ろしい攻撃をしてきた。
あの女の強さは異常だ。狂っていた。もう動けなくなったAをずっと攻撃し続けていた。
俺はAを助けられなかった。どうして、あの中に飛び込んで奴を潰してやれなかったのか!!
むかつくぜ、本当に自分を殺してぇぐらいに。
現在、ポートマフィア本拠地は壊滅状態、街も武装探偵社もらしい。
探偵社とやり合っている暇なんかねぇ、ここは協力が一番だ、彼奴とは会いたくないがな……
中也「チッ、俺が居ながらどうしてこんな事に……、。」
この時点で死者多発。
首領や芥川、姐さん、樋口、梶井もこれによる被害を受けているが動くには問題ないらしい。
そんな事を考えている時だ。
ドオオオオオオンッ!!!!!!!!
地上で激しい破壊音が響き渡った。壊れた建物の近くで何かがいる。
森「あれは……、」
中也「っ!!間違いねぇ、Aが戦っているっ……!!」
樋口「ここから行けば近道です!」
俺は、俺達は走った。今もなお、破壊と攻撃を繰り返す音は続く。
チッ、煙でよく見えねぇ……、だが、嗤う声と獣が唸る声がする。
中也「まさか、Aの奴っ……!!」
煙が少しずつ消えていく。そこには…………
銀色の鬣(たてがみ)を靡かせ、黒く、瞳は血のように紅く、鋭い爪と牙を光らせ、自我をもはや失ったAがいた。
もう一人も人間の姿じゃない、悪魔のような翼を持ち、体半分が闇に包まれている。
ウィ「アハハハハ☆あれぇ?あれは貴方のお友達ィ!あっちは人虎の探偵社!」
俺達に気づいた。人虎と云っているということは探偵社もいるという事だ。
貴『ふん、この人間共がどうした、邪魔をするようなら喰らってヤルっ……!!』
ウィ「ちがーう!面白い事考えちゃった☆この人たちが邪魔なら食べちゃいなよ!そしたら邪魔物はいなくなるよ!!」
俺達を喰うだと………まさか、Aが……
貴『邪魔なら仕方が無い、三分以内に食事は済ませてやろう!!』
Aは鋭利な牙をまずは探偵社の面子に向けた。
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夏音優 - 矢張り、神獣様はすごいですねぇ。頑張ってくださいね。、、、僕には神獣様な到底及びませんよ。(受験生なのに此ノマに来ている馬鹿ですよォ笑) (2017年12月23日 22時) (レス) id: 4bf2157499 (このIDを非表示/違反報告)
翠織(プロフ) - こんにちは、いつも楽しく読ませていただいております。お忙しいとは存じますが更新楽しみにしております!頑張って下さい! (2017年6月19日 19時) (レス) id: bbbb0b7f69 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - とても面白いですね!!続き頑張ってください (2017年5月19日 16時) (レス) id: b57c748df9 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜美(プロフ) - 続き楽しみです (2017年5月4日 22時) (レス) id: a15b068210 (このIDを非表示/違反報告)
られる - 続き楽しみです。 (2017年4月13日 23時) (レス) id: 226a61cc48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天翔る神獣 | 作成日時:2017年2月19日 7時