【SERVAMP】【文スト】吸血鬼と異能力少女

大罪九個 ページ10

『…結果はどうだった？』

坂口「"解放"の方は手順が少しばかり面倒ですが、可能性はあるという事です。そして、"吸血鬼"の方は…」

「此方の方で調査させていただきました」



僕が入ってきた扉とは反対の扉から人が四人入ってくる


一人は白衣を着て、他三人は同じ様な上着を着ていた



『アンタ達は？』

露木「申し遅れました。異能特務課直轄保護組織C３副支部長第三補佐、露木と申します。そして此方が」

狼谷「どーも♡狼谷吊戯でっす(はーと」

車守「車守盾一郎です」

月満「…月満弓影」

坂口「この方達は特務課と同じ、世間に公にされていない組織の主力とも言える方達です」



……うん、露木さん？漢字ばっかはやめましょうよ


読めんわ


よく言えたな噛まずに


あともう二ついい？


露木さんって敦と同じ様な前髪してるんだねー←


狼谷さんってあれだ、クズの極みだ絶対←



『で？なんでそんな人達が？』

狼谷「俺たちが吸血鬼退治のスペシャリストだからだよ」

坂口「実は御上君の能力は異能であって異能ではないのです」

『は？』

露木「我々が調査したところによると、吸血鬼は少なからずこの世に存在しています。C３は違反を犯した吸血鬼を捕縛、又は処刑をしている機関です。まぁ、吸血鬼の数も昔より減り、C３はより表だたなくなってきましたが」



僕の異能が異能じゃない？


吸血鬼を捕縛？処刑？


吸血鬼が他にも存在している？


……そういえば、昔…


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『なぁなぁ、オールドチャイルド、オールオブラブ。吸血鬼ってさ、他にいたりしないの？』

傲慢「なんじゃ急に」

色欲「何かありましたか？」

『いや、気になっただけなんだけど』

傲慢「まぁ、いるぞ？…少なくとも我輩達が存在しているからのぅ」

色欲「そう、ですね」

『？』


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なんかそれらしい事言ってたぞおい！



『あの〜その、他の吸血鬼ってもしかして…』

露木「貴女の異能の吸血鬼達がつくり出した吸血鬼が殆どです。我々はその様な存在を下位吸血鬼(サブクラス)と呼んでいます」

『』

車守「おい修平、息してないぞこの子」

坂口「ああ、そういう場合は放置で」←

『待って息するから、放置は辞めて辛い』

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