１２９ ページ10
リヴァイside
...ん？
獣が俺たちを見た？
そう感じたのはウォール・マリアの穴を塞いだ後、少し時間が経ってからのことだった。
ーーー終わった。
奪還作戦は成功した。
次は自分たちの上空で戦っているAと一緒に獣と鎧を倒す。
達成感と使命感で、誰もが上を見上げた時。
見上げた先には地獄が広がっていた。
次々と投石をし、Aを狙っていく獣。
たいしてAは......−−−−−アレはなんだ？
何もない大気中から何やらすさまじいエネルギーを持った光が現れ、それらは獣が投げた岩や獣自信を狙っている。
その光を次々と生み出しているのは紛れもなくA。
ーーーまるで魔法だ。
その幻想的なな美しさに一瞬見入ってしまった。
次の瞬間
「−ーー！！」
Aが力尽き、空から落ちてきた。
「A！？」
俺だけじゃない。
他の兵士たちも唖然としている。
俺は立体起動を駆使して落ちてくるAのもとへ向かった。
Aが俺の腕にしっかりと収まった瞬間、確かな重みを感じ取れたことに、俺はひとまず安堵した。
ただ、それもつかの間ーーーー
当のAは苦しそうにゼエゼエと呼吸をし、顔色が悪い。
いや、悪いなんてもんじゃない......最悪だ。
「おい、A！」
「獣の巨人、我々に向かって投石を開始！！！物陰に隠れながら集合せよ！！！」
「......チッ」
クソ。
状況は素晴らしく最悪だ。
俺はしっかりとAを抱えたまま、飛んでくる岩の死角を選びながらエルヴィンのもとへ急いだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 75人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「アニメ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
emiria(プロフ) - 真依いちごさん» ありがとうございます！！入室出来ました！ (2019年12月25日 8時) (
レス) id: e31448c8fa (このIDを非表示/違反報告)
真依いちご - http://www.3751chat.com/?guid=ON (2019年12月25日 0時) (レス) id: b847c3d297 (このIDを非表示/違反報告)
真依いちご - emiriaさん» はい！えっと、うーん。私、ミナコイチャットで、《リヴァイ兵長を愛する会》という物の、会長でして、そのURL貼ります！ (2019年12月25日 0時) (レス) id: b847c3d297 (このIDを非表示/違反報告)
emiria(プロフ) - 真依いちごさん» ありがとうございます！私でよければお友達になってください！ですが私、お恥ずかしながら友達登録というものがよくわからなくて......すみません、教えていただけると嬉しいです！ (2019年12月23日 21時) (レス) id: e31448c8fa (このIDを非表示/違反報告)
真依いちご - お久しぶりです！テストお疲れ様でした！やっぱりこのお話、ものすごく面白いです！あの、よかったら、お友達に慣れたりしませんかね？お願いします！ (2019年12月23日 20時) (レス) id: b847c3d297 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：emiria | 作成日時：2019年12月13日 19時
