68話 ページ23
鏡音side
目が覚めるとそこは見知らぬ場所。
寒い。コンクリートが冷たい。
私は外で寝ていたようだ。
どうして？私は学校にいたはずなのに。
ゆっくり身体を起こし、周りを見回した。
そこは一面に広がる緑。
ここは森の中なのだろうか？
そんなことはどうでもいい。
一番気になるのは不自然に建っているとても大きな館。
｢どうしてこんな所に…？｣
制服を叩きながら館を眺めてみると
全ての窓のカーテンは閉まっている。
灯はついている。誰かいるの？
視線を感じたがどこからかは分からない。
何故私がこんな所にいるかは分からない。
でも、この館はきっと何か意味がある所。
私は誘われるように館の大きな扉を開いた。
ｷﾞｨｨと音を建てながら大きな扉を開けると
目の前に広がるのは真っ赤なカーペットと
左右から2階に広がる階段。いくつかの扉。
上を見上げるとシャンデリアが輝いている。
こんな森の中にこんな豪華な館がどうして？
｢あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛！！｣
2階から突然叫び声が響いた。
｢何…？｣
何が起きているの？
何度もその叫び声は聞こえてくる。
それも複数いるようだ。
ここで一体何が行われているの？
聞きたくてもこの辺りに人がいる気配はない。
叫び声のする所に行くのは危険だ。
ここで突っ立ってたって何もわからない。
少しこの辺を探索してみよう。
1人は怖い。ずっと1人。
友達なんていなかった。
だけど何故か1人じゃなかった気がする。
起きたばっかりで記憶が混乱してるのかも。
私は一体誰と一緒にいたっけ？
まぁいい。探そう。何かを。
きっとその答えが分かるかもしれない。
2つの階段の間、1階入口の扉の正面に大きな扉が一つ。
左右に扉が2つずつ。
左の手前側にある扉だけオートロックがかかっている。
どう見てもこの部屋が怪しい。
私はこの部屋に向かった。
開いてないと思ったけど、開いていた。
扉を開けると地下に伸びる階段。
ゆっくりと降りると階段の先には3つの扉が見えた。
まずは一つ目。一番近い部屋。
ガチャガチャと取手を捻っても開かない。
次、その向かいにある部屋。こっちは開いた。
ここは…誰か使っている部屋…？
ベッドや机、棚だけ置かれてる壁紙も床も真っ白な部屋。
誰もいない。使った形跡もない。
最後の部屋。一番奥の大きな扉。
この部屋に誰かいる気がする。
きっと何かわかる気がする。
ゆっくりと扉を開けた。
そこにいたのは
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雪乃 - あの私は小説を書いた事がないので偉そうに感じるかもしれませんがこれはキャラヘイトだと思いますそれにこれにはグロテスクな表現が含まれています、なのでこの作品にはパスワードを掛けて閲覧制限をするべきだと思います (2017年12月25日 13時) (
レス) id: 0da61e2d86 (このIDを非表示/違反報告)
白黒星(プロフ) - すみません、やっぱり見たくないです (2017年8月2日 18時) (携帯から) (レス) id: c9828dface (このIDを非表示/違反報告)
白黒星(プロフ) - みたいです (2017年8月2日 18時) (携帯から) (レス) id: c9828dface (このIDを非表示/違反報告)
ハートの時計(プロフ) - 見てみたいです (2017年8月2日 5時) (レス) id: def9e50cf5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - りんやさん» いえいえ！喜んでもらえて光栄です(*^-^*)りんやさんの小説にいつも元気もらってます！両方とも全然大丈夫です！！ (2017年7月21日 18時) (レス) id: 206703b95c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんや | 作成日時：2017年6月15日 21時
