二十一日目.もうちょっと ページ21
みなさん本当にありがとうございます
これからもこんな駄作をよろしくお願いしますm(*_ _)m
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Aside
チュンチュン
小鳥の鳴き声で目覚める朝
なんてことはなく
普通に看護師さんにカーテンを思い切り開けられ
その音で起きる
そう、本当は看護師さんが来るはずなのに
詩「Aー!!おはよう!!!」
『うんなんでこんな早くに来てんの?』
詩「違うよA!そこはおはよう!!」
『あーはいはいおはようございます』
詩「(。・ˇ_ˇ・。)ムゥ…」
『で、なんでこんな早い時間に来てんの』
詩「えー?」
『えーじゃない、怖いから』
なんで怖いかって?
朝起きたら隣にいるんだよ?
怖いに決まってるよね?
……ね?
『今日学校あんじゃないの?』
詩「……ナンノコト?」
『おい』
詩「だぁーってAいないとつまんないんだもん」
『そもそもクラス違うしつまんないもクソもないから』
詩「冷たい……まぁそんなとこも好きだけど」
『は?』
詩「え?」
『私は嫌いだから』
詩「え(´ • ω • ` )」
何言ってんの?
今はよくしててもどうせまた捨てるんでしょ?
お母さんと一緒に私を捨てるんでしょ?
そんなのもう言われなくたって目に見えてる
それに、あれ切りお母さんから連絡はないし
捨てられたんだろうなきっと
『……早くベットから降りて学校行って』
詩「えぇなんで(´・ω・`)」
『何?姉妹揃って退学にするつもり?』
詩「そんなんじゃないけど」
『じゃあお願い……学校行って……っ』
詩「A……?」
『いいから!早く行って!』
詩「う、うん」
ガラガラ
?「よ」
『え』
?「ただいま」
『え、わ、渉……おかえり……』
渉「どうした?なんかあったのか?」
『え、いや何もないけど』
渉「ならいいけど」
『ね、ねぇ』
渉「……何?」
『昨日もしかして帰ってきてた?』
渉「……なんで?」
『いや、病院内で渉みたいな人見たから』
渉「ふーんそうなんだ……でも俺じゃないよ」
『そっかならいい』
何この空気
クソ気まずいじゃん
渉「あのさ、」
『!?な、なに?』
渉「そんな驚くなって……w」
『うるさい』
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作者名:沙灯 | 作成日時:2019年4月7日 21時