【Swallowed】 ページ6
ポ「だ…大丈夫だ…OK…。助かったぜ、
なんとかポルナレフも意識を取りもどし、水中銃もぎりぎりでハッチに阻まれてこちらには届かなかったようだ。私達は互いに顔を見合わせると、深い海底の岸壁に沿って泳ぎだした。
(綺麗なサンゴ礁…)
少しずつ海上に向かっていくごとに、暗かった海底にも光が差し込んでくる。冷たく感じていた海水にも慣れてきて、美しい魚たちに視線を向ける余裕も出てきた気がする。
ポ「なんて美しい海底だ……。ただのレジャーで来たかったもんだぜ…」
スキューバダイビングの聖地とも謳われる海というだけあってやはり美しい。青い光がきらきらと色鮮やかなサンゴや魚たちを照らしている楽園のような景色だった。ポルナレフの意見に同意しつつ、私は少しあたりを見回した。
承「追ってくるか?」
ア「いや、見えない!『
そうは言っても、と私はあたりを見回した。相手のスタンドは『鉱物』であればなんにだって化けられる。その辺りの石や岩にだって簡単に化けられるのだ。
ジ「後ろに注意して泳ぐのだ…追ってくるとしたなら、スクリューのあるものか何かに化けて追ってくるはず。動く石ころや岩にも注意するのだ…!」
ジョースターさんの言葉にみんなが頷いた。
(いつ、どこから現れるの…?)
ふと周りを見回した時、大きな二つの穴が私たちの行く手に見えた。
ジ「深度7m…!」
ア「見ろ!海底トンネルだ!ついにエジプトの海岸だぞ!」
アヴドゥルさんがそう言うなり、泳ぐスピードを速めた。
ア「この岩伝いに…」
アヴドゥルさんの背中が遠くなる。
ア「上陸…」
ふと違和感を覚えた。
ア「するのだ…」
このトンネル…『鼻』に見える気がする。
(まさか…!)
そう思った瞬間、ぐらぐらと海底が揺れた。
『!』
海底が大きく開き、勢いよく私達を海水ごと吸い込んでいく。
承「なっ…!」
ジョジョが大きく目を見開いて、下を睨む。
承「なにッ!?」
ア「ス…スタンドだッ!こ…この海底に化けていたッ!こ…こんなに『でかく』ッ!」
必死で腕をかき、足をばたつかせても、体はどんどん吸い込まれていく。
『きゃああああああ!!!!』
真っ暗な溝…もとい女教皇の口の中に私たちは成す術もなく飲み込まれた。
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神奈(プロフ) - つまらない作品ですが、見て下さりありがとうございます!同じことを言いますが、更新頑張ってください( ^ω^ ) (2019年4月24日 22時) (レス) id: c414ab850f (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - 神奈さん» 神奈さんの素敵なコメントに最高に「ハイ!」ってやつだアアアア!!! 改めまして、励みになるコメントありがとうございました!神奈さんの作品も、また拝見させていただきますね!これからも楽しんで読んでいただけるよう努力してまいります!よろしくお願いします! (2019年4月24日 22時) (レス) id: 21e67a9066 (このIDを非表示/違反報告)
神奈(プロフ) - 今起こった事をありのままに話すぜ…私はついさっき1話を見たばっかだっただが、気付いたら【stronger】まで読んでいた…何を言ってるか分からねーと思うが、私にも分からなかった……まぁ、短く言って面白かったです!頑張ってください! (2019年4月24日 2時) (レス) id: c414ab850f (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - (名前)さん» (名前)さん、ありがとうございます!楽しんで頂けたようで幸いですヾ(●´∇`●)ノこれからも更新していきますので何卒よろしくお願いします! (2019年1月20日 22時) (レス) id: 193ad08974 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 気づいたら1話からここまで読んでいた.......!続きが楽しみです! (2019年1月20日 5時) (レス) id: d9386c92f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りと | 作成日時:2018年11月2日 0時