【打開策】 ページ27
ア「…」
アヴドゥルさんはしばらく周囲を伺ってから、ゆっくりと体を起こした。
ア「…」
すると、アヴドゥルさんが腕輪をおもむろに外しだす。
(なにを…？)
いくつか外したアヴドゥルさんはヒョイと砂の上にそれを投げた。ちょうど人の歩くような感覚に置かれた腕輪が砂にささる。
『！』
なるほど、と思わず目を開いた。
(あの腕輪で相手のスタンドに「歩いた」と錯覚させるのね！そして、相手は「水」のスタンド…アヴドゥルさんの
アヴドゥルさんの行動に全員の視線が腕輪とアヴドゥルさんに向いた。張り詰めた空気が流れる。その時、5つ目の腕輪のそばにきらりと光るものが見えた。
ア「来たッ！今だッ！」
アヴドゥルさんの背後から、魔術師の赤が姿を現す。現れた「水のスタンド」に魔術師の赤が燃える拳を振り下ろした瞬間だった。
ア「なにィっ…！？」
突然「水のスタンド」が腕輪からアヴドゥルさんに進路を変える。凄まじい勢いで迫り来る「水のスタンド」に魔術師の赤の炎が赤々と燃えた。と同時に、水も
(ど、うなったの…？)
アヴドゥルさんは何も言わない。
ジ「ア…アヴドゥル…！」
ジョースターさんの声に、アヴドゥルさんが顔を上げる。
ア「……何者だ……」
『あッ…！』
アヴドゥルさんの首にはパックリと傷が開いていた。
ア「つ…強い…」
アヴドゥルさんがそう呟いたと同時に、その首から血が噴き出す。
『アヴドゥルさん！！』
「「アヴドゥル──ッ！！」」
倒れたアヴドゥルさんは、意識はあるらしいが出血が酷いせいか動けないようだった。その意識も、血が流れ過ぎれば失われるだろう。
？「トドメだ、アヴドゥル！」
そんなアヴドゥルさんを狙って、「水のスタンド」が姿を現す。まずい、と慌てて死の記憶を発現させる。だが、もう間に合わないところまで「水のスタンド」はアヴドゥルさんに迫っていた。
ポ「アッ…アヴドゥルーッ！！」
ポルナレフが叫んだその時、突然砂を蹴る音がした。
『えっ…！？』
私の目の前を青みがかった黒の布地がふわりと通り過ぎる。
『ジョ…ジョジョ…！？』
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神奈(プロフ) - つまらない作品ですが、見て下さりありがとうございます！同じことを言いますが、更新頑張ってください( ^ω^ ) (2019年4月24日 22時) (
レス) id: c414ab850f (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - 神奈さん» 神奈さんの素敵なコメントに最高に「ハイ！」ってやつだアアアア！！！ 改めまして、励みになるコメントありがとうございました！神奈さんの作品も、また拝見させていただきますね！これからも楽しんで読んでいただけるよう努力してまいります！よろしくお願いします！ (2019年4月24日 22時) (レス) id: 21e67a9066 (このIDを非表示/違反報告)
神奈(プロフ) - 今起こった事をありのままに話すぜ…私はついさっき1話を見たばっかだっただが、気付いたら【stronger】まで読んでいた…何を言ってるか分からねーと思うが、私にも分からなかった……まぁ、短く言って面白かったです！頑張ってください！ (2019年4月24日 2時) (レス) id: c414ab850f (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - (名前)さん» (名前)さん、ありがとうございます！楽しんで頂けたようで幸いですヾ(●´∇｀●)ﾉこれからも更新していきますので何卒よろしくお願いします！ (2019年1月20日 22時) (レス) id: 193ad08974 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 気づいたら1話からここまで読んでいた.......！続きが楽しみです！ (2019年1月20日 5時) (レス) id: d9386c92f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りと | 作成日時：2018年11月2日 0時
