【砂のスタンド】 ページ15
ジョースターさんがそう言った瞬間、プ…という間抜けな音がした。
(ああ…なるほど…)
性格に難アリ、と言われる理由はよくわかった。
ポ「こ…このッ…」
屁を嗅がされたポルナレフの方はと言えば、すっかり怒り心頭という様子でブルブルと震えている。
ポ「このド畜生！！懲らしめてやるッ！！おどりゃァ───────！！！」
そう怒鳴るなり、ポルナレフの背後で銀色がぎらりと光った。
ポ「
『ちょッ、ちょっと待って、ポルナレフ！！』
やりすぎよ、と言いかけたその瞬間、イギーの背後の砂が動いた。
『！』
砂が一瞬で集まったと思うと、金色の丸い顔が現れる。前足は機械仕掛け、後ろ足はタイヤ、胴体は車、口にはギザギザとした歯、そして頭にはインディアンの羽飾りのようなものが付いていた。
『こ……これが……！』
承「これが『
花「シンガポール沖でオランウータンのスタンド使いに出会ったが…」
ジョジョと花京院も目を丸くしている。オランウータンのスタンド使いと出会った時も驚いたが、犬のスタンド使いとはこれまた驚かされる話だ。
ポ「てめェ、本当にブッた切るぞッ！」
ポルナレフがそういうなり、勢いよく愚者を銀の戦車で切りつけた。
『アッ…！』
思わず悲鳴をあげる私に対して、イギーはけろりとしている。その理由は、彼の愚者のスタンドを見ればすぐにわかった。
ポ「ゲッ！す…砂のようになって！き、切れない！」
驚くポルナレフにイギーはくあっと欠伸をした。愚者のスタンドは、溶けて砂の塊のようになっている。かと思うと、銀の戦車の剣に愚者の砂が巻き付いた。
ポ「こ…今度は固まって俺の剣を取り込みやがった！」
(これは勝負あった…ってやつね)
切れない、となればいくらポルナレフの銀の戦車でもどうしようもないだろう。恐らく彼には、物理攻撃はほとんどきかない。
ア「簡単に言えば、砂のスタンドなのだ…！」
承「うむ……
(
ちょっと勝負がつかなさそうと思いながら、イギーにまた髪をむしられているポルナレフを見つめた。悲鳴をあげているポルナレフに呆れたような顔をしつつ、アヴドゥルさんがスピードワゴン財団の人達に振り返る。
ア「例の大好物を持ってるか？」
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神奈(プロフ) - つまらない作品ですが、見て下さりありがとうございます！同じことを言いますが、更新頑張ってください( ^ω^ ) (2019年4月24日 22時) (
レス) id: c414ab850f (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - 神奈さん» 神奈さんの素敵なコメントに最高に「ハイ！」ってやつだアアアア！！！ 改めまして、励みになるコメントありがとうございました！神奈さんの作品も、また拝見させていただきますね！これからも楽しんで読んでいただけるよう努力してまいります！よろしくお願いします！ (2019年4月24日 22時) (レス) id: 21e67a9066 (このIDを非表示/違反報告)
神奈(プロフ) - 今起こった事をありのままに話すぜ…私はついさっき1話を見たばっかだっただが、気付いたら【stronger】まで読んでいた…何を言ってるか分からねーと思うが、私にも分からなかった……まぁ、短く言って面白かったです！頑張ってください！ (2019年4月24日 2時) (レス) id: c414ab850f (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - (名前)さん» (名前)さん、ありがとうございます！楽しんで頂けたようで幸いですヾ(●´∇｀●)ﾉこれからも更新していきますので何卒よろしくお願いします！ (2019年1月20日 22時) (レス) id: 193ad08974 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 気づいたら1話からここまで読んでいた.......！続きが楽しみです！ (2019年1月20日 5時) (レス) id: d9386c92f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りと | 作成日時：2018年11月2日 0時
