act,07 少しの異変 ページ11
「…そだ、なんか最近Aちゃん部屋に籠りがちじゃない?」
事の始まりはモモのこんな言葉だった。
「え〜?まぁ確かに僕らと一緒にいる時間は減っちゃってるかもしれないけど…それなりの学年なんだし、仕方ないんじゃない?」
「でも勉強してるとは限らないじゃないですか!どこかの兄みたいに、PCに離れず変な画像ばかり見てニヤニヤしてて……((ジトォ・・・」
「お前っ!兄に対してなんだよそのジト目は!!!←」
「そうですよ妹さん!確かにご主人の尋常ではない怪しさにジト目とか言ったこと全て正論ですけど…Aさんに限ってそんなことあると思います?」
「まあ確かに…てゆかAちゃんが偉いんじゃなくてお兄ちゃんが変なんだよね」←
「なんだよそれは←」
「まぁでもカノの言う通り、仕方ないんじゃないか?籠ってはいないけど、セトだってバイトしたり俺たちといる時間は普通より短かったりするんだし、まだ気にしなくても大丈夫だと思うが」
「そうですかね…?ならいいんですけど…」
「……………」
みんながいろいろと話している間、ずっとコノハは黙っていた。
セトはバイトだし、ヒビヤはヒヨリを助けるための案を練るのに自室に籠っている。
自室に籠っているのはAだけではないから、おかしくはないのだ。
それにAはついこの間まで風邪を引いて寝込んでいた。
元気になってもまだ病み上がりだ。
いつ休んでもおかしくない。
だからー……気にすることはないのに……
どこかつっかかる。
薄々気づいてはいたものの、コノハは詳しいことはまだ分からないし、気づいたところでみんなに言っていいのかとか、対処法が分かるわけでもなかった。
言いたい気持ちはあったが、言ってどうなるかなんて判断できないコノハは、じれったい気持ちを抑えてネギマを頬張っていた。
act,08 いつまでも一緒に……→←感謝感激雨セトさん!!←
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里都*°(プロフ) - natuさん» ありがとうございます!もし良ければ続きも見てやってください!(笑) (2015年1月6日 15時) (レス) id: cc26d4ad75 (このIDを非表示/違反報告)
natu(プロフ) - 面白いです!頑張ってください! (2015年1月6日 0時) (レス) id: 6d6fd7ff23 (このIDを非表示/違反報告)
里都*°(プロフ) - ことこんさん» ご指摘ありがとうございます。誤字ですね…直させて頂きました、ミスすみませんでした;;改めてご指摘・コメありがとうございました…! (2014年12月12日 17時) (レス) id: cc26d4ad75 (このIDを非表示/違反報告)
ことこん - 失礼します。34のところクロハがクロミになっています。 (2014年12月11日 19時) (レス) id: 9b583ecf1b (このIDを非表示/違反報告)
茱 - これの続編がみたいなっt((聞いてない?知ってる(^ω^`)最新ふぁいと!! (2014年10月18日 22時) (レス) id: ed327fa0ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:里都*° | 作成日時:2014年8月6日 20時