死神少年、迷い犬と出会う。 (ページ16)

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死神　１４ページ16

　
「おい、如何した。そっちが来るなとか言ってたはずだろ」

　
森「それなんだけどね、君にお届け物があったから」
　

「俺に？」

　
森「ああ。今日の早朝に正面口に長身の男がやってきてね。
君にコレを渡してほしいと言って消えたそうなんだ」
　
　
森が差し出したのは、ひとつの封筒。
　
　
俺はそれを受け取る
　
　
森「中身は見てないよ」
　
　
「そうか」
　
　
　
迷わず封を切って中を見る
　
　

森「あれ、そんなに躊躇なく開ける感じ？」

　
「・・・」

　
二つ折りされている紙を開いた瞬間。
　

俺の殺気が膨れ上がった
　
　

　
あの森が驚いた顔をした程だ
　
　

　

　

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久しぶりやな、元気しとった？
　
　
今回の３組織異能戦争っちゅうやつ、

ボクギルドっちゅーところ居るから

まぁまた尸魂界(ソウル・ソサエティ)帰りたいんやったら

ボクんとこ来ィや。いつでも待っとるで
　
　

因みに云うと、ボクは単独で戻って君の幼馴染みちゃんとかも

殺したりできるんやし言葉と行動は慎重にな？
　
　
ほな、組織戦最高潮の盛り上がりの日に

お空で会いましょな
　
　
　
　
市丸ギン

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「彼奴ッ…！！」
　
　
市丸は愛染の処に居るはずだ

何故彼奴がこの世界に？
　

愛染は居るのか？
　
　
雛森の仇
　
殺す。
　
　
如何やって？
　
斬魄刀の開放
　

始解は出来るのか？
　
限定解除
　

許可は？
　
　

連絡しなければ
　
　
　

　

「くっそ…」
　
　

森「日番谷くん？」

　

森の声で我に返る
　
　
「悪ィが、俺は暫く来ねーからな。てめぇらの事はてめぇらでやれ」
　

　
俺は急いでマフィア本部を出るべく駆け出した
　
　