77話 ページ45
ー小野 sideー
『ッ・・・』
僕はハッと目を覚ました。
ゆっくりと上体を起こす
状況把握…
『此処は…地下か』
気配的に扉の外に監視が2人…此処の
その外に更に15人か
『・・・』
このウイルスは恐らく複数名発症者が居て成りたつ。
森さんが狙われていたという事は、残りの相手は武装探偵社の誰か。
まぁ恐らく福沢殿だろう
あの人とは、大分親しかったからな。
最期はこうなるか…
福沢殿の行きそうな場所・・・____“あそこ”しかない。
僕は寝台から降り、乱れた布団も其のままでYシャツを着て何時ものネクタイをつけ
ズボンをはいて
ベストを着て髪を搔き上げてピンで止め、靴を履き
最後に眼鏡と外套を装着した。
『・・・よし』
外へ続く1つめの扉を開ける。
「!?
お、小野幹部!お目覚めですか!」
「危険です。まだ外出は…ッ」
『悪い。少し黙ってろ』
「「っ・・・」」
2つめ、3つめの扉を抜け
外へ通じる最後の扉を開ける
『!森さん・・・』
そこには森さんが立っていた
「何処へ行くのかな?」
『…あの時の話をしに』
「福沢殿と君しか知らない場所…私ではお手上げだよ」
『うん。森さん』
「何だい?」
『ウイルスの異能者は任せたよ』
「・・・任せ給え」
『・・・』
「Aくん」
『…』
僕は音的に振り返った森さんの声を背中を向けたまま聞く
「いってらっしゃい」
『・・・・うん』
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響輝@ロングスリーパー(プロフ) - よくねたしおだおぉぉぉぉ!!!さん» ありがとう!!!一応、番外編みたいな本編ですので!把握ヨロ!! (2022年1月19日 17時) (レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
よくねたしおだおぉぉぉぉ!!! - 合コン、、、だと、、、考えただけで鼻からケチャップが←キタネェゾ ティッシュ用意しなきゃ((過去編、、泣いた、、 (2022年1月19日 16時) (レス) id: a2762c3708 (このIDを非表示/違反報告)
響輝@ロングスリーパー(プロフ) - よくねたしおだおぉぉぉぉ!!!さん» マジか!?…マジだッ!!!僕の事だといいなァ〜♪もうすぐ過去編は終わるよ(=^・・^=) (2022年1月16日 20時) (レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
よくねたしおだおぉぉぉぉ!!! - 過去編書くのハマってけぇ↑気づくの遅いかもしれないんだけど、文ストの類似検索に響輝ってあるんだけど、、、まさか、、??? (2022年1月16日 20時) (レス) id: a2762c3708 (このIDを非表示/違反報告)
響輝@ロングスリーパー(プロフ) - よくねたしおだおぉぉぉぉ!!!さん» 過去編書くのなんか好き・・・ハマりそう…頑張ります!!! (2022年1月15日 14時) (レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:響輝 | 作者ホームページ:http://ulog.u.nosv.org/item/satomiin/1626775701
作成日時:2022年1月9日 16時