【転スラ×文スト】人類統括者は最強最古の魔王様。 (ページ12)

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「葡萄酒だけに
手間をかけすぎじゃないか…？」

　
　

私が目の前に居るレインにそう言うと

レインは首を横に振った。
　
　
　

　

　
　
「そんな事ないです！
女性はいつも美しくいないと」

　
　
　
「そうですよ。

A様は容姿端麗ですので何を着てもお似合いです」

　
　

　

この二人は合わない時は合わないが

こうして息がぴったりになると
それを曲げる事は無い。
　
　

　
　

私は小さく礼を言った。

　
　

すると、後ろにあった扉が開き

先程は一瞬しか見えなかったギィがやって来た。
　
　
　
　
　

「似合っているわよね？」
　
　
「ああ」
　
　

ヴェルザードの言葉に
当然の事の様に数回頷くギィ。
　
　
　
　

　

　
　

　

　

「今回の目的は此れか」
　

　

「そんな事ないわ。

ちゃんとワインもあるわよ」
　
　
　

　
　

　
　

　

その後、葡萄酒は美味しく頂いた。