※後日談※ ページ32
Remus side
・
ダンブルドアの計らいにより、今夜Aがグリフィンドール寮に遊びに来ることになった
夕飯も一緒に済まして、Aが一度レイブンクロー寮に戻っている間に僕達は寝室で計画を立てる
「で？Aは今夜どこに寝るんだ？」
「そりゃあもちろん僕のベッドさ！」
「何言ってるのジェームズ、そんな事許すはずないだろ？」
「だってシリウスと寝るのはAが嫌がるだろうし、リーマスはAに何するか分からないじゃないか！」
「「失敬な！！！」」
僕とシリウスの抗議にも耳を貸さず、ジェームズはいそいそと自分のベッドを整え始めた
「ジェームズは寝相が悪いから、きっとAを潰しちゃうよ！！！」
「そうだぜジェームズ、それに引き換えこの俺は寝相は生まれつき良い方なんだ
俺と寝た方が良い！」
「あーうるさいうるさい、それならAに決めてもらおう
誰と寝たいか。それで良いだろ？」
ジェームズの言葉に僕とシリウスは視線を合わせる
「あぁ良いさ！」
「異論無いよ」
正直僕が選ばれる自信はないが、シリウスより好感度は高い自信がある
セブルスの事で一度距離を置かれてたとはいえ、Aと1番最初に話したのはこの僕だ
それにさっき雪だるまの件で仲良くなったし、きっと大丈夫……そうでないと泣く。絶対に。
好きな子が他の男と1晩ベッドで寄り添って寝るなんて……絶対に許せない！！！
その時、寮の扉がノックされる音が聞こえた
そして太った婦人の声も聞こえてくる
「お客様がいらしたわよ〜！早く降りて来なさい坊やたち〜！」
「お！来たみたいだね」
「僕が出迎える！！！」
「な！？リーマス！お前卑怯だぞ！！！」
僕達はお互い足を引っ張り合いながら階段を駆け下りる
「くそ！どけリーマス！」
「やだ！君だってどいてくれよ！」
「お先に！！！」
「「ジェームズ！！！！！」」
僕とシリウスが噛みつき合ってる間にジェームズが寮の扉を開ける
「やぁA！待ってたよ
さぁ入って入って！」
『お、お邪魔します』
小さな入口をくぐって入ってきたAに、僕とシリウスは固まった
シャワーを浴びてきたのか、少し火照った頬と緩く編まれた髪の毛
それにいつもは見れないパジャマ姿に、緊張した様子でぎゅっと枕を抱くその姿
…………可愛い。
『わぁ……グリフィンドール寮ってこうなってるんだね
初めて入った……！
暖かみがある家具ばっかり……
僕好きだな、こういう雰囲気』
にこっと笑うAに、僕含めた獅子寮の男共はそろって顔を真っ赤にするのだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 154人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わさび(プロフ) - まめさん» こちらにもコメントを！！！それにリクエストまで！！！ありがとうございます！！！もちろん書かせて頂きます！少しお時間を頂くかもしれませんが、必ず書きますのでお待ちください🥰🥰🥰 (2月24日 22時) (
レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
まめ(プロフ) - 本編でもコメントさせていただいたのですがこちらでもコメント失礼します！ポップウェル先生とルーピン先生の絡みとても可愛くて口角が下がりません笑ウィーズリー双子との濃い絡みを書いていただくことは可能でしょうか🙇🏻♀️´- (2月23日 22時) (レス) @page27 id: d55397a9df (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - やよいさん» こちらにもコメントを！！！ありがとうございます！！！更新滞ってすみませんでした💦 (12月24日 23時) (レス) @page31 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
やよい(プロフ) - ハロウィンのお話てえてえです🥰勉強の活力にしてます！更新頑張ってください！応援してます！！ (11月13日 17時) (レス) id: e77642feeb (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - みのうらさん» ひぇぇぇ、そう言って頂けて嬉しいです！！！！元気出ました！！！！ (9月19日 22時) (レス) @page19 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わさび | 作成日時：2023年4月22日 18時
