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『冷たいっ』
「当たり前だよ、そんな薄着で……手袋も持ってないのかい？
可哀想に、こんなに真っ赤になっちゃって」
そう言って鼻を真っ赤にしたルーピンが僕の手を両手で覆ってくれる
その手はじんわりと暖かくて、痛いくらい冷たくなっていた僕の手先を解してくれた
『あ、ありがとう……』
僕達は4つの雪玉を作り上げ、それを背の高いポッターやブラックが積み重ねてくれた
今は少し休憩しているところで、ルーピンは徐にコートを脱ぐと寒さに震える僕の肩にかけてくれる
『暖かい……でも、これだと君が凍えちゃうな
そうだ！ねぇ、もう少し近くに寄って？』
「え？近くに……？こう？」
『そう
………もっと屈んで』
少しむすっとしながらそう言うと、ルーピンは頭にハテナを浮かべながらも屈んでくれた
僕はルーピンがかけてくれたコートを半分脱いで彼にかける
『ほら、これなら2人とも寒くない
……どうしたの、顔が真っ赤だよ？』
「へぇ？！そそそそそんなこと、あのでも、これはちょっとあの、近すぎるというかえっと」
ルーピンはなぜかものすごく挙動不審になってしまって、そんな彼を見て僕は首を傾げる
すると、真っ赤になった彼の顔に突然雪玉が飛んできた
「ぶっ！？」
『ルーピン！？』
「ちょっとポップルウェルとイチャイチャできたからって、真っ赤になってんじゃねーよリーマス！」
「シリウス！！！君ね！！！」
顔を拭いながら立ち上がったルーピンは、仕返しと言わんばかりに近くに積もっていた雪を丸めてブラックに投げる
ブラックは先程作った雪だるまに隠れながら、更に新しい雪玉を投げつけてきた
ルーピンも負けじとやりかえす
『ちょ、ちょっと君たち！やめなよ！びしょ濡れになっちゃう！！！』
ルーピンの大きなコートを抱えながら2人を止めに入ろうとしたが、どこからやって来たのか突然現れたポッターに止められる
「はいかわい子ちゃん、君はこっちで観戦ね
雪玉って当たるとすっごく冷たいんだから」
よく分からず彼にエスコートされながら近くのベンチに誘導される
『でも、あのまま怪我でもしたら……』
「え？……あぁ、そうか
雪だるまを知らなかったくらいだもんね
大丈夫、雪合戦で怪我はしないさ」
『雪合戦……！あれが？』
僕は雪玉を投げつけ合う2人を目を見開いて眺める
「そうさ！一体一でも複数人でもできる！
最高の雪遊びのひとつだよ！……て、ポップルウェル？！」
『雪遊び……これが雪合戦！』
それを聞いた僕は、コートをベンチに置いて興味津々に2人に近づいた
そして……
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わさび(プロフ) - まめさん» こちらにもコメントを！！！それにリクエストまで！！！ありがとうございます！！！もちろん書かせて頂きます！少しお時間を頂くかもしれませんが、必ず書きますのでお待ちください🥰🥰🥰 (2月24日 22時) (
レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
まめ(プロフ) - 本編でもコメントさせていただいたのですがこちらでもコメント失礼します！ポップウェル先生とルーピン先生の絡みとても可愛くて口角が下がりません笑ウィーズリー双子との濃い絡みを書いていただくことは可能でしょうか🙇🏻♀️´- (2月23日 22時) (レス) @page27 id: d55397a9df (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - やよいさん» こちらにもコメントを！！！ありがとうございます！！！更新滞ってすみませんでした💦 (12月24日 23時) (レス) @page31 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
やよい(プロフ) - ハロウィンのお話てえてえです🥰勉強の活力にしてます！更新頑張ってください！応援してます！！ (11月13日 17時) (レス) id: e77642feeb (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - みのうらさん» ひぇぇぇ、そう言って頂けて嬉しいです！！！！元気出ました！！！！ (9月19日 22時) (レス) @page19 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2023年4月22日 18時
